この道を行けば、那覇へ宮古へ…7

ポンコツ34@那覇

2007年07月03日 20:58

のんびり三線を弾く。
のんびりIpodで、音楽を聴き、昼寝して(笑)、
ビーチを眺め、目の保養だ。
公園では、中学生だろうか?
ジャージ姿の中学生が20名くらいか? 公園内ではしゃいでいる。
はだしになって駆け回ったり、サッカーボールでリフティングしたり。
みんな仲が良いね。
うーん、またこんな光景見てたら、自分の今の境遇を不遇だと笑うしかない。
中学校時代の同級生なんて誰とも付き合いないよ。


時計を眺める。もうすぐ12時か?
いつしかはしゃぎ回っていた中学生たちは、一箇所に集まり
先生の話を座って聞いている。
遠巻きに見てみよう。
先生は、今日という日が何であるのかを生徒に説明している。
沖縄っ子だから、今日という日が何の日かは当然知っているわけで、
子供たちは、思い思いの平和への願いを語っている。
「はい、もうすぐ12時になりますから、みなさん起立ですよ」
先生が声をかけ、生徒たちは起立した。
自分も腕時計を眺め、その瞬間を待った。
先生はラジオを持参していたので、ラジオが12時の時報を鳴らした。
“ピ ピ ピ パーン…”
“ウィーン…”サイレンが鳴り響いた。
「みんな、黙祷ですよ」
自分も、中学生の輪からは外れているけど、静かに南部の方面に向かって
手を合わせた。
“今、こうして沖縄に居られるのは、尊い先人たちの犠牲があったからです…”
6月23日慰霊の日。この場に居られたことは、なんとも言葉に出来ない思いである。
この瞬間に立ち会えて良かった…。

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