一泊でも那覇か、南部か? 15

ポンコツ34@那覇

2009年04月19日 08:40

「そうです。ポンコツですが…」
「いやあ、さっきからあなたの話を聞いていると、鹿児島だ、三線だ、宮古だって言葉が出てくるから
ね。ひょっとしてって思ってね。ポンコツさんのブログを読んでいるからね」
「そうですか! それはありがとうございます。お客さんはどちらからお越しですか?」
「私は北九州だよ。北九州にも沖縄の店があるから、機会があったら来なさい。一緒に飲みましょう」
「そうですね。福岡には年に何回かは行きますので、今度は北九州にも足を伸ばしますね」
「ポンコツさん、せっかくだから君の民謡が聞きたい。歌ってくれないか?」
今回のツアーは、三線は持ってきてないし、ただただ沖縄病を発病したころの気持ちを取り戻したい…って
意味合いのツアーだから、歌うことは勘弁してほしいのだが。
「私と一緒に宮古を歌いましょう!」
って加奈子さんが言ってくれたので、これはやるしかないな。
加奈子さんとも“初狂演”だね。

休憩を挟んで次のステージになった。
「ここからは鹿児島のポンコツさんと宮古を歌います」
ってなわけで、ポンコツは段差のないステージに上がった。
ふたりで三線を調弦し、「何歌う?」ってな感じで歌い始めたのは
お得意の「豊年の歌(速弾き)」である。
これやると盛り上がるねえ。やっと自分の唄三線が地に足が着いてきた感じだね。
「もう一曲やりましょう」ってなわけで、次は「なりやまあやぐ」である。
他の宮古民謡も試してみたかった気がするが、こういった大一番ではまだ無理かな。
自分も含めて唄者憧れの加奈子さんとの競演は嬉しいものだ。
「鹿児島のニーニー? せっかくだから美佐子先生と一緒に歌ったら」
って加奈子さんに言われ、ついにポンコツと沖縄民謡第一人者の
大城美佐子先生との夢の「狂演」まで実現した。
「十九の春」を一緒に歌う。
先生と自分とでは、若干三線の弾き方が違うようで、先生の三線から出てくる音を
聞きながら自分が声を乗せたようなものだな。
やっぱ、プロとの競演は超ハイテンションになるが、得るものが大だ。

楽しいステージだった。
お客さんのことまで気が回らないくらいだが、生たまごをぶつけられたりしなかったから
良しとしよう(笑)。
このあとも、北九州の中年男性や広島のカップルさんたちと会話を楽しんでいたら
気が付くと時計は午前1時だ。
明日はたぶんレンタカーだろうが、結構飲んでしまったな。
運転できるかな。まあ起きてから考えよう。
今度はいつ那覇の夜を迎えられるかな。おやすみなさい。
一週間さぼってしまい、すみません。
さすがに、一ヶ月も経つと記憶が薄れてきてますが…。
今後は、ハイペースで二日目の内容もアップしていきますね。
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