多良間に居るのか? たらまー4
ユニット・てるしの のステージは続く。
リクエストの「芭蕉布」をしっとりと歌ったら、にこにこ顔のウェイトレス・楊ちゃんが三板を各テーブルに配っている。
娘さん唄者が「ここからは盛り上がっていきましょう! これは沖縄の楽器で三板って言います。3月8日は三板の
日です」ってな感じで解説をし、叩き方を教えたら、始まった曲は
「安里屋ユンタ」である。♪サーユイユイ で盛り上がりましょう。
この娘さん、三線の手さばきがほんとに見事だ。手を交差させては三線を自由自在に操っている。
交差させ、早弾きをするなんて、三線のタッカンこと高崎晃のようだ。すごいね。
引き続き「唐船ドーイ」で、向かって右側で飲んでいる男性たちが立ち上がって
カチャーシーだ。
自分は黙って見ていたが、その男性の一人が僕の腕をつかみ
まあ、自分もカチャーシを楽しんだ。
ここでステージは終了。
すると数分して、カラオケの伴奏が聞こえるな…って思ったら、
にこにこ顔のウェイトレスこと、楊ちゃんがマイク片手に歌っている。
良く聴くと、日本語ではない。何語だろうか?
字幕スーパーを見たらどうやら中国語だ。楊ちゃん、中国の方かあ。
多分留学生なのかな?
彼女は歌い終わって、各テーブルへあいさつ回りをしている。
俺のテーブルにもやってきた。
「今日は私の唄聴いてくれてありがとう」
「びっくりしたよお。お姉さん、中国の方?」
「そうです。今は大学生です。どうしてお客さん、この店を知ったのですか?」
「ネットで調べました。ブログでこの店紹介してくれた方が居て…」
「ネットやってるんですね? ここにアクセスして。私の唄聴けます」
メモ用紙を僕にくれた。紙にはアドレスが書いてあった。
楊ちゃんの唄、
ユーチューブで聴けます。
熱心なファンの人がコレクションしているようですね。
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