2006年那覇へ…25
僕が持っているガイドブックには広域地図が付いていて、金武町の部分を見ると「キングタコス」と場所を示している。
この店を目指してみるか、ってことで、歩き出した。
あと、過去の記憶をたどると、金武町のサイトを見て、タコス専門街なるストリートもあるそうだ。これは、期待できるぞ!
ってなわけで国道329号を歩いていった。下り坂になる。市街地になっていくのかと思いきや、そうではなさそうだ。
「こりゃ道を間違えたか!」
今来た道を戻ると、キャンプ・ハンセンのゲート前に来た。信号の前には何とタコスの店があるではないか(呆)。しかも細い通りもあるなあ。
通りに入っていく。タコスの店も何件があるが、外壁の派手な飲み屋・バーも数件見える。公園が国道の裏手に設けられていて、何だ、駐車場もあるじゃないの?
公園では、観光客だろうか?若いギャルが数人ベンチに座っておしゃべりしているようだ。通りを見ると体格の良い南米人のような男が数人歩いている。海兵隊員か?
GIカットと迷彩服が良く似合う。すごい、いかついボディだ。
こりゃ、日本人はかなわないなあ。
「オネーチャン、コンニチハ!」
と片言の日本語で若いギャルめがけて遠まわしに声をかけている。
俺がからまれたらどうするか? そんなことを考えたくなる。
地元の人も、こういった眼に見えないプレッシャーと闘っているんだな?
別に米兵どうのこうのじゃないけど、なんとなくわかってもらえるだろうか?
辺りに人は俺と、そのネーチャンたちと、南米人の男が数名だ。
市街地の割には人通りも少なく、なんか薄気味悪い。
通りをさらに歩く。「キングタコス」を見つけた。さあ、食うか!
って思って店に入ったら約10人待ちだ。やっぱ人気あるねえ。
ほかの店にするか? 少し歩く。
「元祖! タコライスの店」という看板があった。
ここへ入るか?
入った。ここも結構お客さんが多い。
デジカメのフラッシュがたかれた。観光客が写真撮っているようだ。
カウンターに座って注文した。
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