恥めてのおきなわ…15

ポンコツ34@那覇

2006年08月14日 18:51

嘉手納を後にし、再びに戻る。
進路は北へ。読谷村(よみたんそん)に入った。
「村」であるのに、市街地を走っているかのようだ。南国の都会である。
どっかの日吉町は「町」であるのに、寂れている(呆)。
目指すは米軍施設の楚辺通信所。通称「ゾウの檻」と呼ばれる巨大なアンテナを有する通信施設である。
ゾウの檻の土地は、地元のスーパー経営者(今は村議でもありますね)が所有している土地なのだが、米軍に不本意な形で「賃借」している形になっている。
その土地の賃借期限が切れたとき、土地所有者が仲間たちと通信所の施設内に入り、酒を酌み交わしたり、みんなでカチャーシーを踊っている場面が頭から離れない。
その楚辺通信所にやってきた。
檻は想像以上に巨大である。しかし、音を発するわけではない。
兵隊の姿も見えない。ただ英語で警告の看板が立てられているだけだ。
辺りはどこかの学校のグランドがあるだけで、住宅は何もなく
ひっそりとしている。
通信所はもちろん金網で仕切られているから、中には入れないようだ。
敷地内には車が数台停まっているようだ。
ここでしばらくたたずんでいたら、観光客らしいギャル4人が車でやってきては記念撮影をして帰っていった。
これは後で宿泊した民宿内にあった本で読んで知ったことだが、現在進行している米軍基地再編の一環で今年中には施設が返還されるらしい。
ただ、前後して新聞には、返還期限が延びるとのことだったが…。
尚、ついこの間楚辺通信所の土地は一部返還されましたね。

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