そうだ、京都行こう…16
見事な生垣道をくぐりぬけたら、銀閣の入り口だ。
ここもすごい人盛りでチケット買うのも一苦労だね。
門をくぐったら、そこは銀閣。
室町時代にタイムスリップしたかのような、いかにも“和”を象徴した
建物が建立されている。
銀閣だからといって、建物は銀色ではないことは、みなさん承知のとおりだが、
銀にしなかったことが、ある意味ここまでの見事な風情をかもし出しているかのようだ。
ただ、この人ごみが残念だが…。
金閣以上に人は多く
せっかくの遊歩道もあまりの人の多さに進まない。
しかもまだゴロゴロ雷が鳴っているから、雨宿りの人も多いしね。
すこし人が動いたら、遊歩道に沿って歩こう。
けっこう遊歩道は坂道があるね。Mさんもちょっと歩くのがしんどそうだ。
手をとってあげたい気持ちもあるけど、僕たち別に恋人同士じゃないから、
それは出来ないかな(笑)。
展望所まで登った。
嗚呼、それは見事な日本絵巻だ。
手入れの行き届いた庭園に、銀閣本体が見事に調和している。
質素なつくりの建物ではあるが、そこにはどことなく懐かしさを覚える。
気持ちがふと、優しくなるような…。
この風景を見ただけで、京都へ来た元をとったようなものだ。
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