嗚呼、石垣島…18

ポンコツ34@那覇

2006年06月06日 21:40

でも、市内も何度も歩いた。何かひまを潰せないかねえ…と思っていたら
会館のとなりは図書館になっていた。
八重山の本でも見ようかとのことで、図書館に入った。
八重山・沖縄に関する資料室が設けられていて、そこで時間を潰した。
西表島に関する本があって、夢中で読んだ。
イリオモテヤマネコの発見は今世紀最大級の出来事だったこど、ヤマネコは
島に500頭程度の生息数でしかなく、絶滅と隣り合わせの状態だということ、
ヤマネコは家庭用のペット猫とは違って獰猛且つ凶暴な性格であること…、
まるで中学生になったかのように知識が頭に入ったひとときだった。
こんな気分になったのはいつ以来だろうか?(呆)
今回のツアーでは、時間がなく西表島のことは頭にもなかったが、いつかは行ってみたいね。


さて、本を読み終えて会館に戻ったら、順番的には60番になるかならないか位であった。
「さて、腰をすえて民謡を聴くか」ってことで会場内に入ったら、
数人演奏し終わったところで、休憩になってしまった。
審査員さんもあの闇の中で(!)延々聴いてなければならないのだから
大変だなあ…、としみじみ同情してしまう自分であった。

休憩になったので、会場の外へ出た。60番くらいでやっと半分(!)
たくさんの人が出番待ちの最後の調整をしているようで、
歌声、のがあちこちから聞こえてくる。
モネはどうしたものか…と思ったら、最後の調整をしている。
大会は結構厳しくて、録画録音のたぐいが禁止されている。
私のオヤジからは「モネ君の録音が出来たら頼む」とのことだったが、
禁止だったので、モネの最後の調整姿をデジカメの動画で撮った。どうがね?
大容量のCFを使って撮影したが、まあ自分のデジカメをほめるわけではないが(笑)、なかなかの撮れ具合である。
モネは調整を終え袴に着替え、所属する三線研究所の人たちとだべっている。
リラックスモードのようだ。僕は人見知りするので、モネたちの輪には入らず再び会場内に入って民謡を聴くことにした。
暗闇の中で聴く民謡…、観衆は「気をつけ!」状態だ。拍手も無く歓声も無い。
「モネ!」と叫ぼうかと思ったが、「それはやめてくれ(苦笑)」とのことであった。

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