嗚呼、石垣島…22
師匠も寝てしまったので、お開きになった。
西小浜さん(仮名)と飲む約束をしていたが、「西小浜さんのの屋上で飲みましょう! すごくいいところだから」と同宿の女性KさんMさんに誘われたので、西小浜オーナーも入れて5人で民宿の屋上へ登った。
民宿は2階建てだが、2階の上におおきなテラスがあって、ビアガーデンのようだ。
島の夜景が見える。今日は夕方から特に冷え込んできて、肌寒い。
風も強く、せっかく紙コップにビールをついでも飛ばされてしまう。
おつまみも然り。
「ここは星が見えないね。宮古(島)の夜空はすごくきれいなんだよ」とモネが言う。
街の灯りも住宅街だからそれほど見えるわけでもない。
そのうち降ってきたので(呆)、部屋に戻ることになった。オーナーの西小浜さんは先に寝るとのことだったので、4人で俺の部屋で飲むことになった。
女性が部屋に入ってくるのは、何か恥ずかしいね
「あっ、『やいま』買ったんだ? 見せて!」と言われ、見せた。
このころはもう酔いが回っていて、何を会話したのかわからない。
でも、部屋で女性と(モネもいたが)飲むなんて、久しぶり。
なんか学生時代を思い出すなあ…、としみじみ感じながら、最後の石垣島の夜に浸っていた。
時計は2時を指していた。これがビジネスホテルでの宿泊だったら、宿泊客との会話も
地元人とのコミュニケーションもたやすくは取れまい。だから貴重な夜だったんだね。
明日はもう帰るんだな。あっという間の石垣島だった。
おやすみなさい。
この日以降、残念ながら同宿の女性たちとは、交流がない。
まあ、良いさ。次の出会いがあるよ、きっと…。
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