また多良間か? たらまー22
三線を練習したらもう6時である。夕食の時間だ。
一階の食堂で食事を取る。多良間島の現場に長期滞在している職人が数名食事をしている。
相席になったが、まあ良いだろう。生を注文し、しみじみ飲む。
どっと疲れが出てきた。さあ、このあとは師匠に稽古をつけてもらうか。
部屋に戻った。美和子ママから電話がかかってきた。
「今から飲むよ! 迎えに行くから外で待っててね」
三線を用意し、外で待つ。
軽自動車がやってきた。師匠が運転していた。助手席には美和子ママだ。(汗)
今日は命の心配をしなくても良さそうだ(笑)。
車に乗った。
“あれ? 畑のほうへ向かっているぞ…”
てっきり師匠宅へ向かうと思っていたのだが。
もう辺りは暗いのでどこを通っているのかわからないけど、今日の畑の方向に近いようだ。
やがて、農道の交差点手前で車は停まった。
大きな作業小屋だ。中に入ると、今日のキビ植えメンバーが既に酒を飲んでいた。
「ポンコツ君、今日のご苦労さん会だ」
そういうことだったのか…。
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