また多良間か? たらまー26

ポンコツ34@那覇

2006年10月04日 19:23

9月3日になった。多良間三日目だ。今日も畑を手伝おう。
師匠がボロトラック(失礼)で迎えに来てくれた。
荷台には夢ちゃんと赤ちゃんが、それにゆまちゃんが乗っていた。
今日は姉妹ふたりが手伝うってなわけだな?
自分は助手席に乗り、畑へと向かった。
師匠が言う。
「ポンコツ君、今日は君には堆肥の世話をしてもらう。大したことじゃない。私が2トントラック二台分の堆肥をもらってきましたので、堆肥を肥料袋に詰めてってちょうだい。十分乾燥してるから臭くないです」
「わかりました。でも4トンじゃ結構な量ですね」
「そうだね。今日は娘も加勢しますから、自分のペースでやりなさい。でね、今晩はね、お誕生会があるんだ。君も来なさい」
「誰か誕生日でしたっけ?」
「妻の知人がね、今多良間に来てるのよ。ダイビングだけどね。その人80歳よ。すごいでしょう?」
「そりゃ、すごいチャレンジ精神ですね」
「学校の先生上がりでね、すごく気品があるらしいよ。で、その人はパティオに宿泊しているから、今晩ね、パティオにおじゃましてお祝いしましょうってことらしい」
「自分が行っても良いのですか? 部外者ですが」
「そんなこと気にしない。君は結構気にするねえ…」
「はい、わりと小心者ですから(笑)」
「今日はね、朝からママがね、ごちそう作ってるよ。私も渡嘉敷ファミリーで歌三線をやるつもりだ。ポンコツ君、君も私たちファミリーの前座をやりなさい」
ってな会話をしていたら、師匠の畑に着いた。
去年の夏、キビ植えをした場所だ。一年経って、キビの葉も茎も大きく成長している。
植え付けが失敗してなくて良かったよ(笑)。
ボロ小屋も健在だ、良かった。タイヤで作ってあったハンモックは無くなったみたいだがね。
小屋の横には4トン堆肥が積まれている。
「ポンコツ君、君はこの堆肥を肥料袋に詰めていきなさい。スコップはこれを使いなさい。夢とゆまも加勢するから難しくない。三人で協力してやりなさい」
師匠は、ミニ耕運機を取り出し、畑を耕す作業を始めた。

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