もう多良間か? たらまー13
休憩も終わって、再び草むしりだ。
ハイペースで作業をする。
「ポンコツ君、もっとゆっくりで良いサー! 疲れちゃうでしょう」
「若いから大丈夫ですよ(笑)」
と言いたいところだったが、実はけっこうへばっていて(苦笑)、
とたんにペースダウンしたのであった。
草むしりしている師匠のもとへ、真っ黒い顔したいかにも沖縄人ってな
人が声をかけている。
「○×△■…、○×△■…」
「ぶから、うんだ、○○××…」
再び多良間弁同士の会話が始まったようだ。
「ポンコツ君、この人はここのカラオケ屋のオーナーさー。午後になったら、私たち
がむしった草を一気に耕運機で踏み潰してくれるそうだ」
「それは良かったですねえ。助かりますね」
「だから、残りの草もむしってしまいましょうね」
作業再開。今度は腰が痛いな。
だんだん中腰スタイルのまま、というよりはケツを地面につけたままの移動になって
いく。
師匠は、普段農業してるから体力はけっこうあるようで、
黙々と作業をしている。
大ボケギャグも炸裂しないね。
師匠の携帯が鳴った。
「夢から電話だった。昼食ができたそうだから、一旦マンションへ戻ろう。ポンコツ
君、君も来なさい。ゆまがカレーライス作ったそうだよ」
「ぜひ食べさせてください(爆)」
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