もう多良間か? たらまー14

ポンコツ34@那覇

2007年03月17日 05:21

ボロトラックでマンションまで戻ってきた。
マンションといっても、島の景観を損ねるほど高い建物ではない。
2階までだ。
多良間には3階建て以上の建物は無いはずだ(爆)。
師匠宅へおじゃまする。
子供たちのキャピキャピ元気な声が聞こえる。
「ポンコツ君、食事の用意をするから待っていなさい」
師匠はテレビをつける。
「ビデオを見よう。これは昨日の学習発表会サー! まりかのお遊戯を見よう」
画面は保育園児たちが音楽に合わせて踊っている。
まりかちゃんの姿も見えるね。
同級生たちより大人っぽく見えるのは気のせいか?
夢ママや不良少女・ゆまの影響も強いのだろう。
この子も小学校に入れば、きっと師匠が三線教えるだろうから、
数年後には俺やモネの「対象」が、まりかに変わっているかもしれない(爆)。
テーブルに食事が運ばれてきた。
「これはゆまが作ったカレーライス。これは私が作った煮物サー! 島とうがらしを入れるとおいしいぜ! ポンコツさん、食べてごらん」
怖い風貌の夢が食べるように促す。
確かに、煮物はほんとうまかった。
カレーの印象が消えたからねえ…(爆)。
みんなで食事をしながら、ビデオを見てはゲラゲラ笑っている。
思えば、ポンコツ家は「黙って食べろ」の家系だったから、笑顔の食事ってものが
なかったな。
渡嘉敷ファミリーは、普段から家族のケンカは耐えないようだが、食事のときはいっつも仲が良くてサー。
ポンコツ君の人生では、団欒って言葉が味わえなかったから、
楽しい反面、自分の家族って何だったのだろう? っていう懐疑心だけが胸の中に渦巻いているのであった。


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