もう多良間か? たらまー27

ポンコツ34@那覇

2007年04月14日 15:29

1月29日。多良間島最後の朝。
7時ごろ目が覚めて朝食を食べる。
今日も問題なく飛行機は動くようだ。
夏のツアーでは、いやおうなしに台風との“かけひき”も要求されて
ストレスが溜まるが、冬はよほどのことが無い限り、安心して予定が組めるというものだ。
美和子ママから9時ごろ電話があって、「10時に迎えにいくから待っていなさい」と言われた。
部屋を片付け、荷物をまとめ宅配便に頼んだ。
ママがボロ車で迎えに来た。
「ポンコツ君、まだ時間あるから渡嘉敷のところへ行こうか?」
車は市街地?まで行き、師匠の勤務先で停まった。
「ポンコツ君、もう帰りかね。まだフライトまで時間がある。のんびりしていきなさい」
飛行機は10時50分の離陸で、空港まで10分で行くってことを考えたら
10時20分ごろに出ればよいかな?
「ポンコツ君、君にこれをあげよう。多良間島の歴史をしっかり勉強してきなさい」
師匠にもらったのは、2冊の本。
一冊は「多良間島の歴史」という、その名のとおりの本で、もう一冊は「八月踊り」の本で
この祭りの沿革や進行、写真などが収められている。
パラパラページをめくってみると、多良間島ならではの方言で書かれている箇所もあって
翻訳が必要かもしれない。(苦笑)
まあ、ゆっくり読むとしよう。
「ポンコツ君、今お茶を入れるから。待っていなさい」
待っている間ロビーで、師匠、ママと適当にしゃべる。
しかしいつまで経ってもお茶は出てこない。
時計を気にする自分に師匠は「まだ大丈夫だ。ゆっくりしなさい」と言っている。
ママは「ポンコツ君、そろそろ出ないと置いていかれるよ」と言う。
そのうち、またまた師匠とママとで、言い争いが始まって(呆)、結局
出発することとなった。
「師匠、お元気で」
車に乗った。時計の針は10時半だ。
ママがまくしたてる。
「これだから沖縄人はキライさー! のんびりしすぎるよ。ポンコツ君、そう思わない?」
「まあ、これが沖縄ですから」
「飛行機乗れなかったらどうするの? 前ねえ、多良間の空港でいつまでたっても乗客が来ないから、キャンセル待ちの人に席を優先したのよ。そしたら、島の人が出発寸前に手続きにきてね、結局キャンセル待ちの人は乗れなくてね。でも、その人の荷物は機内だから荷物だけが行っちゃったってことがあってサー! ナイチャーには、沖縄人の感覚はわからないよね」
ママは俺がナイチャーだからか、ほんと良く本音を語るのよね。
まあ、何が良くて何が悪いのか自分にはわからないし、沖縄キライになりたくないから、わかりたくないってとこだろうか?
空港に着いた。


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