八重山巡りか? やい、まー17
再びチャリンコに乗り今度は島の中心部へ戻ろう。
途中までは緩やかな坂を上り、急に路面の状態が一段と悪くなって
“こりゃパンクするかもな…”と思い、チャリンコを降りて歩いていこうかね。
道路の右側はずっと有刺鉄線の柵がしてある。大仁田厚の試合でもあるのか?(爆)
いや、広大な牧場になっているようだ。
牛の姿は見れなかったが。
やがて歩き続けると、懐かしい赤瓦の木造校舎が…。
竹富小中学校だ。
こんな小さな島にも児童がいるようだ。石垣まで通学しているんじゃないんだな。
この木造校舎の作りは、自分が小学校1年生のときの、横浜の学校の校舎のそっくりだ。
まあ、瓦の色はもちろん違うけど。
あれから30年以上経つんだね…。
しかし、市街地に入ると、この島の手入れの良さがどこでもうかがえる。
路面は美しい白砂が敷き詰められ、路肩の植栽もきちんと整備されている。
観光案内の看板も、派手なものはなく(まあ、わかりにくさもあるが)
ごみのひとつも今のところ落ちていない。
三線の音が聞こえてくるね。民謡? 歌声もだな。
何だろうか?
嗚呼、あれが竹富島の水牛車だ。船頭が三線持って歌っているよ。
お客さんもいっぱい乗ってるね。
水牛はすごい力だな、重くないのかな?
よく道がわかるね。
良く見ると、船頭さんは巧みに紐のようなものを引っ張っているね。
あれでコントロールしているんだな。
あれ? こっちからも水牛車が来たよ。
「お客さん、そこで曲がりますからよけてください」
慌ててよけた。水牛は曲がり、今にも横倒しになりそうな感じで車両も続いていった。
関連記事