アイム バック
横浜の綱島。僕が幼稚園の年長のとき、世田谷区から引越ししてきて
それから埼玉の吉川へ引っ越すまでの6年間をこの街で過ごした。
ここでの僕の印象は、自分で言うのも何だが、“まだ人格が形成されていない頃”で
いわゆる自閉症のようなものであった。
他人に対して、何も要望のできない人間でしかなかった。
でも、僕は横浜・綱島の街が大好きだった。
だから、埼玉の吉川へ引っ越すことが決まったときは、大ショックだった。
あのころの武蔵野線は40分に1本の時代だ。
“超田舎じゃないか、吉川…”
でもそんな僕の気持ちを無視するように、ポンコツ一家は引越しした。
はるか昔の話だな(爆)。
平成22年2月21日、ポンコツは再びこの街へ戻ってきた。
ほんとに変わってしまった。面影はところどころなんだけど。
でも、鶴見川の土手を歩いていれば、自閉症時代の僕がよみがえってくる。
ここでの滞在は約2ヶ月の予定であるね。
でも嬉しくて仕方がない。
一生鹿児島の田舎にいるつもりだったから。
そのつもりで“夜逃げ”したのだから(笑)。
でも、僕は目覚めた。覚醒したのだ。
安住・安定・ほどほど・愚痴・防衛・投げやり・適度・マンネリ…。
このような日々から脱却して、もう一度ほんとにポンコツらしさを
取り戻すために僕は綱島にやってきた。
もちろん、根底にあるのは沖縄への想い。三線への想い。
うまくミックスさせながら、今後の人生を楽しく突っ走ろう。
AWAKE…、この言葉は僕の今年のテーマ。
その言葉のとおり、ポンコツは目覚めたよ。
さあ、三線でも弾こうか(笑)。
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