多良間へ行くのか? たらまー最終回

ポンコツ34@那覇

2006年03月23日 00:11

建物の1階は楽器屋になっているので、中に入ってみた。がいっぱい置いてある。けっこう高級なもある。10万、15万、20万…。
奥には本も並んでる。工工四や沖縄本が多い。
じっくり見ていたら、「唄三線の世界」という単行本があった。
手に取ってみた。「おお、これだよ、これが欲しかったんだよ!」
琉球古典の約200曲すべての解説本だったのだ。自分が今練習している「子守(くむい)節」や「秋の踊り」もしっかり解説が書いてある。しかも思ったより解説が優しい。

迷うことなくレジへ持っていく。
レジのネーネーが「お兄さん(と言った)、やってるんですか?」
「ええ、今年からはじめました。まだまだですが」
「ここの2階でライブやってますから、見て行ってくださいね(^^)」なんて感じで話しかけられた。
何となく嬉しくなってしまった。
ライブかあ、今日はどこの店にしようかなあ…って漠然と考えてはいたものの、まだまだ沖縄民謡をたくさん知っているわけではないから、初心者向けの店がいいかな? なんて考えていたら、今年の1月にも入った民謡酒場の前に来ていた(笑)。
(ここが気楽で良いかな?)
ってなわけで、今回も同じ店になった。
店に入ると1回目のライブの途中だった。(あっ! 直井さんだ(^^))
前回のツアーのときも拝見した、琉球美人の直井絵梨子さんが出演していた。
さっそくオリオンビールを飲みながら唄を聴く。前回に比べたら多少知っている歌が増えた。もちろん口ずさめる唄も増えたってことかな?
ライブは終盤になりお約束のカチャーシーが始まった。1回目は別の女性唄者がステージの前に出て踊り始めたが、残念ながらお客さんは立ち上がることなく終わった。

1回目のステージが終わって、自分は相変わらずビールを飲んでいた。
さすがに明日は飛行機が動くだろう。もっと居たい、ずっと居たい沖縄だが、そうは問屋が卸さないね。
2回目のステージ。いつのまにかカウンターも座敷も満員になっていた。
三線の心地よい音に酔いしれながら時間は経過していく。
ライブはまた終盤になりお約束のカチャーシーが始まった。今度は絵梨子さんが踊り始めた。(この人ほんときれいだなあ(^^))
そんな思いで見ていたら、座敷の客が立ち上がって踊り始めた。
踊りながら嬉しそうに記念撮影する娘。その姿を見てか、絵梨子さんの笑顔がますます輝いている。
たくさんの人が楽しそうに踊っている。
うん、自分はその姿を見ながら、
絵梨子さんの踊る姿を見ながら、(沖縄を知って良かった。唄に出会って良かった…。また多良間島に行こう!)という気持ちを再確認できたことが、何よりも嬉しいことだった。

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