2006年宮古へ、多良間へ…1

ポンコツ34@那覇

2006年03月24日 21:41

今、多良間島の師匠に家におじゃましている。
「ポンコツ君、持ってきてるね。何か唄いなさい」
ってなわけで、ハードケースからを引っ張り出した。
「師匠、昨年の夏よりは多少うまくなったと思います。聞いてください」
と言ってまずは「かたみ節」を唄った。
「さてぃーむー めでーたーやー くんうーみゆーにー」ってな感じでね。うん、最近は新良幸人・パーシャクラブの衝撃のデビュー盤に収録されている「かたみ節」のイメージが強くって、唄い方がまねになってしまってるけどね(苦笑)。
「おお、かたみ節かい、よかったよ(^^)」と師匠は手を叩いてくれた。
「もう1曲唄いなさい」ってなわけで、次は「四季口説」を。

「さてぃーむー めでーたーやあー あらたまのー」
「ポンコツ君、結構弾けるじゃない。良い演奏を聞かせてもらった。お礼にゆまが、唄で返すそうだよ」
師匠の最愛のかわいい娘・ゆまちゃんがを手に
立ったままを持ち唄い始めた。
「さーゆいさーゆい …」
すごくキレイな高い声。惚れちゃいそうだ、いや、、もう惚れているが
ゆまちゃんが唄い終わって、はにかんだような笑顔を見せる。これがまたかわいいねえ
「鹿児島で、(ゆまを)売り出して(笑)」と師匠の奥さんが笑っている。
前回の多良間島ツアーでは出来なかった(?)、楽しい〝かりゆしの夜〟の始まりだ。
にほどよく酔っていた俺は大胆にも
「師匠、この半年間宮古民謡も練習してきました。聞いてください」
と言って片手に唄い始めた。
曲は宮古民謡屈指の名曲「なりやまあやぐ」だ。
「さあー なーりやまーやー 」
それまで上機嫌だった師匠の顔色が急に変わった。
「ポンコツ君、そうじゃないよ!」
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