三線ライフその1
2年前の今ごろかな、自分は初めて「」という楽器に出会った。
今、こうして弾くようになるとは(弾けてるのか? と言われそうだが)(苦笑)、その頃の自分は想像もしていなかっただろう。
今、既にうまい人はさておき(笑)、自分と同じ位の上達度の人やこれからやろうかなって考えてる、このブログを観てくれている少数の方の参考になればと思い、書いてみることとします。
90年代、沖縄音楽がブームとなりヒットチャートを席巻していたころ、もちろんラジオで流れてくる曲は「聴いて」はいたものの、題名と歌手が一致することもなく、進んで調べようともしていませんでしたから、まあ、結局「効いて」はいなかったんだな(苦笑)。
ポン、カン、テン、パコンパコン…、こんな音が「」という楽器が発している音だということも知らずに。
当時の自分はアコースティックギターを弾く若者で(今も若いつもりだ)、ギターにしか興味がなかった。
2年前の4月下旬、このブログにも登場する悪友モネ(阿久悠ではない)が、鹿児島に観光で来た。俺の家に一泊することとなり、大したものではないが夕飯を出した。
モネは「これが沖縄の楽器・だ。ポンコツ? 弾いてみる?」
と言いながら、を俺に手渡した。
三線には、ギターでいう「フレット」が無い。
例えば「ファ」の音はどこを押えたら良いのか?
ギターのフレットの位置で、コードを確認したり、ソロをつまびくということが、三線では出来ないな? って感じた。
「こんな難しい楽器をやっているのか? 天才だな!」
それが、三線という楽器の第一印象だった。
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