三線ライフその2

ポンコツ34@那覇

2006年04月04日 18:35

俺は、モネに渡されたを手に適当に指を押さえ、音を出してみた…はずが音になっていない。
指はギターによる「たこ」が出来ているから、痛みは無いのだが、でも全然音じゃない。
適当に「モネは 俺より 顔が悪い でも、 良い男だ」とかわけのわからない曲を即効で作って(?)歌った。
俺のオヤジが(オヤジは身内には厳しく愛想が悪いが、他人やお客様には優しい良い人だ(笑))、
「モネさん、何か歌ってください」と言ったので
モネは覚えたての八重山民謡を披露してくれた。
曲は残念ながら覚えていないが…。
「おお、すげえな…。モネに音楽センスがあったんだ…。俺は負けたな」
モネは他にも、「花」を披露した。私の両親も喜んでいた。

モネはを手にして、「表現者」への道を歩み始めたのだ。
自分はギターをず-っと弾いてはきたものの、ここ数年はライブの機会もなく
ただ指をなまらせないために弾いていただけ。
「ポンコツ君、まだギター弾けるのだろう? どうして踏み出さないんだ」
俺が過去ライブをやっていたころを知るモネが、手厳しい助言をしてくれても、俺に〝踏み出す勇気〟は生まれなかった。

その年の秋、ふと、石垣島へ行くこととなった。今まで沖縄には一度も行ったことがなかった。自分は、沖縄本島を跳び超えて石垣島に行くこととなったんだ。
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