2006年宮古へ、多良間へ…14

ポンコツ34@那覇

2006年04月12日 20:59

エンジン音をカタカタ響かせ、は発車した。
前回。モネが案内してくれた道とは違う道を走っていく。
雨が止んだようだ。曇り空の下、さとうきび畑を両目で見ながら、
は走っていく。
そこは、去年の夏来たときと変わらない光景があった。
運転手が話しかける。俺の荷物を見たからか、
「お客さん線やってるんですね。この島に君と同じくらいの若者が住んでいてね、やっているよ。内地からやってきた人だけど」
「乗務員さん、それは多分私の友人ですよ。僕はそいつと同級生なんです。去年は彼に会いに島に来まして、今回は二回目です。でも、そいつはもう多良間島にはいません。引越ししました」
「そうなんだ? あの人の友人なんだ? 最近あの人見かけないからどうしたのかなって思っていたんだけどね。引越したのか…」
モネは相当有名人だったようだ。本人も「内地からやってきて、三っか弾いていたら目立つよな」って言っていたっけ。


バスはさとうきび畑ややぎ・牛の牧場をくぐりぬけ、市街地へと入った。
去年と変わらない、素朴な街並みが目の前に広がっていく。
島唯一のガソリンスタンドや「教育信号」、理容室も変わっていない。
何か嬉しくなっちゃうな。
赤瓦の家、コンクリートの家、サンゴの壁、笑顔のまぶしい子供たち…、
何も変わっていない、去年と同じ光景だ。
夢パティオ多良間に到着した。乗務員にお礼を言って金を400円払って
バスを降りた。
受付でチェックイン。あれ、去年の人と受付が変わっているな。再会を楽しみにしていたのだが…。
選挙の影響かな? まあ、良いや。
荷物を置いたら、早速街を散策しよう。
ってくる前にチャリンコ急げ!

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