おはようございます。二日目の朝は案の定頭が痛い朝です。
やっぱり飲んでしまいました。反省(苦笑)。
パティオの大食堂で朝食をいただこう。
7時半ごろ食堂に入るともう、先客が数名居た。
テレビでは、滋賀県の幼稚園児殺害事件の報道をしている。
新聞見ようか? って思ったら今日の新聞はまだ空輸されていないようだ(苦笑)。
昨日の新聞だがしゃーないね。
ご飯を食べる。沖縄で納豆も良いものだ。
外は小雨。今日は農作業の加勢はないだろう。
ただ、師匠から電話があったら、いつでも加勢するつもりで、作業着を着ている。
ご飯を食べた。民俗学習館へ行く前にパンツとか洗濯するかね?
パティオはキレイなコインランドリーも各棟に設置されているし、使いやすいね。多良間島ではパティオだな…、って思っていたが最近の情報では、多良間村が財政難から500円程度の宿泊費値上げを検討しているとのことだ。
これだけ施設が立派だけど、でも5千円台のリーズナブルな料金が魅力なのですよ…ってことだったんだけど、値上げは今後も多良間島に来たいと思っている俺には耳の痛い話だな。
部屋に戻ってボーッとを見て、9時になったのでさあ民俗学習館へ出かけるとしよう。
小雨がぱらついているし、途中で本降りになる可能性が高い。
集落はそんな広くないから健康のために歩いていこう。
♪地図を片手にまっすぐに…って、チューリップの歌じゃないけど(知ってる人いるかな?)、
まっすぐ歩いていく。途中で右折すれば多良間村役場の前だ。そこからまた小学校を抜けて、ひたすら西へ向かってニンニキニキニキだ。(年がわかってしまうな)
いつの間にか仲筋集落の外れに来た。やぎがメーメー鳴いている。
さとうきび畑に遭遇し、多良間ならではの風景を歩いていくと右側に大きな建物があった。
これが民俗学習館だな?
敷地内に入る。建物の入口には「2月19日~22日出張です。新聞は家に届けてください。何某」「すみません。臨時休業と致します」と張り紙が張られていた。何てことだよー!
休みじゃ仕方ない。次回の宿題にしよう。
敷地外へ出ると、展望台が見える。去年モネと展望台に登った。
そのときは、ほんとの遠見台が公園内にあるのに、見学を忘れ、人工の展望台にしか登らなかった事実を後悔したんで、今回は八重山遠見台を登ってみよう。
ってことで、公園を目指して歩いた。
途中、メーメーとヤギの鳴声が聞こえた。通り沿いでヤギが飼育されている。
かわいい赤ちゃんヤギが数匹檻の中を動き回っている。
かわいいねえ、でもいつかは肉になってしまうのか?
と思うと、ちょっと複雑な気持ちになるのであった。
公園に到着。八重山遠見台に登った。
その昔、島に何もなかったころは、島で一番高い場所で、台からは石垣島が見えていたそうだが、今は草木も生い茂り、住宅も立ち並び、隣に展望台も出来、挙句の果ては携帯電話の鉄塔に〝主役〟を奪われてしまった感がある。
案の定、ここからはもう公園内しか見えない。
となりの展望台に登った。階段を登って頂上に着いた。
そこは島全体が一望できたはずだが、あいにくの天候で島全体は見渡せない。
厚い雲に覆われている。
ただ見渡す限りのきび畑の緑色が、自分に飛び込んできた。
展望台を降り、今度は海へ行ってみようと思い、歩き出した。
こんな小雨の中きび刈りをしている人が結構いる。傘をさして
歩く自分に、〝何だこいつは…〟ってな感じで怪訝そうな眼をして自分を見ているのがわかる。
あまり観光客も来ない島だから、見慣れない人はすぐわかるのであろう。
地図通りに海へ向かって歩いているのだが、なかなか海岸線まで辿り着かない。〝あれ? 歩く地図たるこの俺が道を間違えるはずは無い〟って思っていたのだが。
メーメーメーメー、ヤギの鳴声が聞こえる。
「あら? かわいいやぎだねえ」ってなことを思いながらヤギの檻を見たら、どっかで見た光景だって気が付いた。
「あっ! さっきも通ったとこだ…」
公園に行く途中で見た光景だ。嗚呼、公園を一周しちゃったんだな…(T_T)。