この道を行けば、那覇へ宮古へ…18

ポンコツ34@那覇

2007年07月18日 21:49

6月24日日曜日。朝は7時に目覚めた。
やっぱり少しは頭が痛い。
コンクールがなければ寝ていたいくらいだ。
朝食は7時20分からと、旅館には言われている。
でも、池海さんのお迎えは7時50分だ。間に合うかな?
「朝食は量が少ないから、大丈夫ですよ」と旅館のオカミは
言っていたが、その言葉通り、朝食の量は少なかった(苦笑)。
朝食を食べ終わり、歯を磨いたら、もう出発の時間だ。
外へ出て待っていたら、池海さんが迎えに来てくれた。
「ポンコツ君、昨日はあれから飲みに行ったのですか?」
「はい、ついつい行ってしまいました」
「私は戻ってから、豆が花練習しましたよ。本番どうなるかはわかりませんが」
池海さんはまじめを描いたような人格だ。
年下の自分をにも丁寧に接してくれる方である。
「ポンコツ君、師匠のアパートまで迎えに行きます」
車は、市街地を走行し1分くらいで、とあるアパートの階下に着いた。
「あっ、居ましたね」
師匠が池海さんの車に気付いたようで車に乗り込んできた。
「みんな、おはよう。私は今日6時前に起きて散歩をして、今はファミマで弁当をみんなの分買いました。
家族はまだ全員寝ています」
あれ? ゆまも今日は出演するのではないですか? と聞こうと思ったが、
後から来るのであろう。
車は、今日のコンクールの会場へと走る。
「ポンコツ君、会場は空港の近くだ。だから歩いていくのは無理だね」
車は、普段自分が空港からタクシーで市街地へ出るコースとは
逆のルートを通っている。
やがて片道2車線になり、見覚えのある道を走行する。
目の前を飛行機が猛スピードで通過していった。
着陸寸前だろうか?
「おお、すごい迫力ですね!」
師匠がポツリと呟いた。
「ポンコツ君、これじゃこいのぼり揚げられないね。飛行機に引っかかっちゃうよ」
いや、それはないとは思うが…。昨日は鳴りを潜めていた師匠のギャグが炸裂だな。
「ポンコツ君、着いたよ。ここが会場だ」
会場はJAおきなわの宮古本部。敷地内はGSや農機具センターが併設されている。
「JAでやるのか? 俺もJA職員だし、何かの因縁だな…」

ブログはコンクール当日の様子をできるだけ詳細に書いていく予定です。
今まであまり外部に知られることのなかった(?)宮古のコンクールについての
概要なり、当日の進行なり、わかる範囲でつづっていきます。
みなさんの参考になれば良いですね。
どうぞご期待ください。
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