多良間に居るのか? たらまー41 宮古にて

ポンコツ34@那覇

2010年09月11日 07:43

「ポンコツ君、早めに電話くれれば良かったのに…」
「すみません、ママを驚かせようと思ってチョクで店に行きました。ママがオーナーだと
思っていたんで…」
「私は雇われよ。で、お昼食べたよね? 私はまだだから食事するけど…」
「付き合います」
「イオンが宮古に出来たのよ。行ったことないでしょ? そこにしましょう」
小雪ママが運転する車は宮古の港の道をパイナガマビーチのほうへ走っていく。
ビーチの前を通るのは2年ぶりかな? コンクールのとき以来だ。
リゾートマンションが出来てるし、こころなしか街がきれいになっている気がする。
「ここがイオンタウンよ」
「わあ、大きいですね!」
某大病院のそばに、イオンタウンはあるのであった。
「私はうどん食べたいの。ここで良いでしょ?」
ふたりでうどん屋に入る。開店して日が経ってないからか店はとてもきれいだ。
ママはうどん定食を頼み、俺はコーヒーだけというなんとも妙な取り合わせだが。
「美和子は元気だった?」
「ええ、相変わらず飲んべえですね(笑)」
「でもいろいろ美和子は問題抱えてるからねえ…。聞いたでしょ?」
「はい、いろいろ〇〇××聞きましたが…」
小雪ママとの会話は続く。ここでは書けないことばかりだが(苦笑)。

「今度ね、新しい民謡居酒屋が出来るのよ。ポンコツが次来たら案内してあげるわ」
「へえ、それは楽しみですね」
「確か、唄者も募集してたようだけど…。ポンコツ君が出れば良いのにねえ」
「そうですね。移住しちゃおうかなあ。でも…」
移住の夢は、年齢と貯金と、スキルとの相談だな。
もう少し決断の時間が必要かも。
「あれ? ポンコツ君、ぶんみゃあのオーナーさんだよ。知ってる?」
「古謝師匠のことですか?」
「そうよ。同じ店に居たのねえ」
見ると古謝師匠一家が食事を終えたようである。
小雪ママと古謝師匠は目が合ったようで、互いに会釈をしていた。
自分が数年前ぶんみゃあで見たときの、鬼気迫るような三線プレイの師匠ではなく
どこにでもいるようなパパだったのが意外だったな。
Tシャツに短パン姿だったしね。


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