多良間経由宮古でコンクールか? たらまー19

ポンコツ34@那覇

2008年08月10日 08:05

6月22日、日曜日。
朝は7時に起きた。旅館の食事は7時半には出来ているとのことだったので
食堂へ行こう。
去年もコンクールのときはここに泊まったな。一年が早いな。
来年も今頃はここに居るのかな?
食事をしていたら、携帯が鳴った。師匠だった。
「ポンコツ君起きたかね? 昨日は会合が長引いてすまなかった。8時には迎えに行くから待っていなさい!」
「わかりました」
慌てて食事をし歯を磨き、三線を手入れしたら出発だ。
旅館の入り口のベンチではネコが気持ちよさそうに寝ている。かわいいなあ。
クラクションが鳴った。もうあのウィンカーを手で固定するポンコツ車ではない、
それなりの中古車で(笑)、師匠が迎えに来た。
「ポンコツ君、後ろに荷物を積みなさい」
積みおわって助手席に乗った。
「ポンコツ? おはよう」
後部座席には、恋しいゆまちゃんの姿が。
「嗚呼、おはよう」
「ゆま太ったでしょ?」
「ほんとだ、どうしたんだ? でもかわいいから許す(笑)」
車はコンクールの会場へ向かう。
市役所の前を通り、サンエースーパーを通り過ぎ、空港のほうへ向かっていく。
まだ街は動き出していないようで、すれ違う車もあまりなく、静かだ。
やがて道路は片道二車線になって快適にとはいかないが、走っていく。
会場は去年と同じJA宮古大ホールだ。
ホールに着いた。
「ポンコツは何番目? ゆまは一番最後サー!」
廊下には今日の出演順序の紙が貼られている。ゆまは最高賞の一番最後で、こりゃプレッシャーがかかるかもね。
「俺? 21番目だよ。っていうか、この表誤植だな。俺の名前が違う。失礼だ」
出番は午後になりそうだから、午前中はひまだな。楽屋へ荷物置くか。
楽屋にはすでにたくさんの出演者が居て、みんな着物に着替えていて、三線を弾いたり歌を歌ったり
最終調整をしているようだ。この光景も去年と変わらないね。
「ポンコツ君、君はもう着物に着替えなさい。渡嘉敷研究所の青い着物だ。昨日も言ったけど渡嘉敷の誇りを持って
今日は歌いなさい」
パンツ一枚になって(笑)、肌襦袢を着る。足袋を履く。今年はその姿を見ていたどこかの初老の女性が
自分に近寄ってきてくれて、すぐ着付けをしてくれた。
チャンプル状態の楽屋だ。俺の前では女性が平気で下着姿になっている。
ほんと目のやり場に困るな。
若い女の子だったら良いのに(爆)。


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