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2006年10月29日

今年も行ってきた島唄フェスティバル2

休憩の後は大島保克の登場。彼のステージを観るのはこれが三度目。
思えば、自分が沖縄民謡に興味を示し始めたのは、モネからもらった彼のCD「北風南風」を聞き始めたのがきっかけだったな。
CDをリリースしたころは、“若手”のカテゴリーだった大島さんも
いまでは確固たる地位を築くまでになっている。風貌もそれなりに年輪を感じたし(笑)。
最初の2曲は八重山民謡から披露してくれたが、曲がわからない(T_T )。
今日は、しゃべりも控えめだ。
「とぅばらーま」や「ましゅんこ節」を披露したあたりからは、客席もだんだん盛り上がってきたようだ。おすまし
最後は、オリジナルの「イラヨイ月夜浜」。「沖縄では一日一曲は新しい唄が出来てきます。僕のこの唄も年数を重ねてようやく民謡になったのかな…て気がします」
とのことだった。安心して観ていられるね。次回はぜひ「海人ブギ」をやってほしいが(笑)。

トリを飾るのは、沖縄民謡に革命を起こしたといってもいいだろう、「新良幸人Withサンデー」だ。
今日のライブは司会者が居て、各々の出演者のプロフィールを説明してくれて、各出演者はライブをするのだが、この司会者はなぜか
「新良Withサンデー」と紹介している。失礼だ!ムキー
新良さんはいつもながらの独特の風貌に、派手な赤いシャツを着ている。
足元には、なんとエレキギターとかで使うエフェクターがあるではないか!びっくり!
三線三線が伴奏ではなく、ひとつのリード楽器になってるのね。
さて、ライブは八重山民謡が中心なので、自分はまったく曲がわからないが、
その顔と声、それにサンデーの太鼓のリズムがあれば問題ないね。
同じ八重山民謡でも、大島さんと、新良幸人Withサンデーとでは、解釈が異なっているのも面白い。
途中、名曲「ファムレウタ」を披露してくれ、あの歌持ちのプレイが間近で見れただけでも満足だ。
MCも面白いね。「これは西表島の民謡で、海で魚を網ですくっていたら、女まで釣れちゃったとかいう唄です」とか、ユーモア交えた説明に客席も大うけなのであった。ニコニコ

新良幸人Withサンデーまでのライブが終わって、最後は出演者全員によるアンコール演奏。
去年と同じ「安里屋ユンタ」から始まって、「サイサイ節」で終わった。
去年のように、客がステージに上がって踊っている…というまでのノリはなく、
おとなしめのライブであった。鹿屋まで足を運んで良かったと思う。
来年も、鹿児島本土であるなら、追いかけていこうかな(笑)。
最後に余談だが、最後の最後まで今日の司会者は「新良Withサンデー」と言っていた(呆)。
何とかならんかな…。


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Posted by ポンコツ34@那覇 at 09:24│Comments(0)沖縄コラム・散文
 
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