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2007年06月30日

この道を行けば、那覇へ宮古へ…4

いつも「島思い」に来ても、次の日の朝の飛行機飛行機が早かったりして
閉店間際まで居たことがない。ぐすん
今日は次の日の午後まで特に予定もないし、できるだけ遅くまで居たいな…って思ってたら
あの大城美佐子先生も「出勤」してきた。
今日は唄が聞けるかも。
加奈子さんが、「お兄さん(と言った)、何かリクエストして!ニコニコ」と僕を見ながら声をかけてくれた。
早弾きも良いけど、シンプルな名曲が聞きたくて「てぃんさぐの花」をお願いした。
彼女の高い澄んだ声が、僕を癒してくれる。ラブ
那覇の夜は、すっかりこの店に居るのが僕の定番になっているようだね。

この道を行けば、那覇へ宮古へ…4
いつしか次のステージが始まり、お客さんに歌わせるコーナーになった。
別のテーブルに座っていた男性が三線三線片手に、ビギンの「三線の花」をしみじみと歌った。
うーん、やっぱここに来る人はレベルが高い。
「じゃあ、次宮古民謡のお兄さん。よろしく」とのことで
「三線弾いて良いですか?」
と声をかけ三線をツメを手渡された。
「すいません、鹿児島のポンコツです。宮古民謡の豊年の歌早弾きをやります」
と言って、マイクの前に座った。
こりゃ、生たまごぶつけられるかも…。がーん
不安の心が支配する中、さあ出番だ。
「くとすかーらー ぱずみゃしーよ音符オレンジ」と歌い出したら、おきゃくさんが間髪いれずに「サーサー♪赤」と
囃子を返してくれるではないか!びっくり!
隣では、大学教授の唄者が一緒に伴奏してくれるし、島太鼓のネーネーも
太鼓を入れてくれて、今までにない心地よさだよ。
2番3番と唄って、ほんと気持ちが良かったから思わず4番までやってしまった。
お客さんのノリも良い。生たまごの心配はなさそうだ。

何とか歌い終えた。「良かったぞ! よお、国吉源次!」なんて声もかかる。
「もう一曲歌え!」と全く知らないお客さんにも言われて。
舞い上がってしまった僕は、
「大学教授」に「つぎは、なりやまあやぐお願いします」と告げて
歌持ちを弾き始めた。
僕の歌に合わせて、見知らぬお客さんが歌ってくれている。
すばらしい光景だな。おすまし
“今までの孤独の稽古、渡嘉敷師匠の稽古は間違ってなかったんだな…”
そう、実感できた瞬間だった。
あさってのコンクール本番も、堂々とすればよいんだね。
歌い終わって休憩時間になったら、加奈子さんが声をかけてくれた。
「ニーニー、それだけ出来れば新人賞大丈夫だよ。頑張って!ニコニコ
うん、少し自信がついたかな。今日はありがとう…と心の中でつぶやいていた。
おやすみなさい。

この日の「島思い」ブログには、ポンコツの後姿だけが、ちょこっと画像で出てましたね(苦笑)。
わかるかな…。


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Posted by ポンコツ34@那覇 at 14:36│Comments(0)沖縄旅日記
 
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