2009年12月06日
名護でなごむか? 最終回
瀬底島を後にし、再び本部半島に戻ってきた。
名残惜しいがそろそろレンタカーを返却しようかね。
海沿いの道を走り、再び58号線
に合流する。
片側2車線の道はロードサイド店が立ち並び、本土とまったく遜色がない。
賃貸だか分譲だかはわからないが、鉄骨のマンションも数棟見える。
国道に沿って街は発展しているよう。
現に人口も6万人を突破したようだし。
その一方昔からの繁華街はどうしても衰退傾向のようだが…。
どう考えても市役所からジャスコ・メイクマンまでは歩けなかったよな。
それほどの距離を戻ってきた。

レンタカー屋の隣のスタンドで給油をし、いよいよ返却だ。
自分の車のように名残惜しいな。
沖縄顔の店員がオレを待っていた。
「3日間ありがとうございました」と告げ傷の点検をしてもらった。
大丈夫のようだ。
店員は「特に何もないですよ。ありがとうございました」
と返事を返した。
すると、やや中年のかりゆしウェア
の男性が「お客さん、今回の旅はいかがでしたか?
」
と話しかけてきた。
この人が社長なのかな? ビシッとかっこが決まっている。
「はい、天気はイマイチでしたが、やんばるをたっぷり走れて良かったです」
「それは良かった。お客さん、ほんとこの時期の名護は最高だよ。この時季で良かったよ
」
「どうしてですか?」
「先月のシルバーウィークのときだったら大変だったよ。車無かったんだから。那覇で借りられなかった人が
みんなバス
で名護まで来たけど、でもウチも全車稼動したしね。車無いと名護ややんばるは大変だからね」
「そんなに混雑してたんですか? 空港からたくさんのレンタカー
をモノレールから見ますけど…」
「そうね、沖縄の観光を甘くみちゃいけないよ。ハイシーズンを外すのが一番本来の沖縄に出会えるよ」
「良い話を聞かせてもらいました。で、すいません。タクシーを手配してもらってよいですか?」
「どこまで乗るの?」
「バスターミナルですが…」
かりゆしウェアの社長は、数秒考えてから部下の店員に「おい、このお客さんをターミナルまで送迎しなさい!」
と指示を出した。
「良いんですか?」
「嗚呼、今日は店もひまだから、大丈夫サー」
このとき、ポンコツの心の中はなんとも言えない安堵感でいっぱいになった。
そう、なんとなく気持ちが和めた…というか。

名護という地名の由来は、ネットで調べたところ、「和(なご)やか」からきているという説が有力なんだそうだ。
また「ナゴ」という言葉は「波の穏やかなところ」という意味もある。
つまり、【名護でなごむか?】は決してポンコツのオヤジギャグではなかったのだ。
かりゆしウェアの社長との何気ない会話は、今回のツアーの残念な点をすべて帳消しにしてくれた。
沖縄に来て、名護に来てとツアーの目的は、ごくごく単純だ。
どれだけ和めるか、ほのぼのできるかなんだな。
まあ、今回のツアーは、ちょっとここでは書けない残念な出来事もあったのだが。
でも今回のツアーを何気なく応援してくれたネットつながりの
ブレッド&バターの岩沢幸矢に似た岩沢さんや、やんばるのおすすめスポットを
紹介してくれたpanakkoさんには感謝の気持ちでいっぱいだ。
これからも和みを求めて、ポンコツは沖縄を旅するでしょうね。
では、また次のツアーでお会いしましょう!

名残惜しいがそろそろレンタカーを返却しようかね。
海沿いの道を走り、再び58号線

片側2車線の道はロードサイド店が立ち並び、本土とまったく遜色がない。
賃貸だか分譲だかはわからないが、鉄骨のマンションも数棟見える。
国道に沿って街は発展しているよう。
現に人口も6万人を突破したようだし。
その一方昔からの繁華街はどうしても衰退傾向のようだが…。
どう考えても市役所からジャスコ・メイクマンまでは歩けなかったよな。
それほどの距離を戻ってきた。

レンタカー屋の隣のスタンドで給油をし、いよいよ返却だ。
自分の車のように名残惜しいな。
沖縄顔の店員がオレを待っていた。
「3日間ありがとうございました」と告げ傷の点検をしてもらった。
大丈夫のようだ。
店員は「特に何もないですよ。ありがとうございました」
と返事を返した。
すると、やや中年のかりゆしウェア


と話しかけてきた。
この人が社長なのかな? ビシッとかっこが決まっている。
「はい、天気はイマイチでしたが、やんばるをたっぷり走れて良かったです」
「それは良かった。お客さん、ほんとこの時期の名護は最高だよ。この時季で良かったよ

「どうしてですか?」
「先月のシルバーウィークのときだったら大変だったよ。車無かったんだから。那覇で借りられなかった人が
みんなバス

「そんなに混雑してたんですか? 空港からたくさんのレンタカー

「そうね、沖縄の観光を甘くみちゃいけないよ。ハイシーズンを外すのが一番本来の沖縄に出会えるよ」
「良い話を聞かせてもらいました。で、すいません。タクシーを手配してもらってよいですか?」
「どこまで乗るの?」
「バスターミナルですが…」
かりゆしウェアの社長は、数秒考えてから部下の店員に「おい、このお客さんをターミナルまで送迎しなさい!」
と指示を出した。
「良いんですか?」
「嗚呼、今日は店もひまだから、大丈夫サー」
このとき、ポンコツの心の中はなんとも言えない安堵感でいっぱいになった。

そう、なんとなく気持ちが和めた…というか。

名護という地名の由来は、ネットで調べたところ、「和(なご)やか」からきているという説が有力なんだそうだ。
また「ナゴ」という言葉は「波の穏やかなところ」という意味もある。
つまり、【名護でなごむか?】は決してポンコツのオヤジギャグではなかったのだ。

かりゆしウェアの社長との何気ない会話は、今回のツアーの残念な点をすべて帳消しにしてくれた。
沖縄に来て、名護に来てとツアーの目的は、ごくごく単純だ。
どれだけ和めるか、ほのぼのできるかなんだな。
まあ、今回のツアーは、ちょっとここでは書けない残念な出来事もあったのだが。
でも今回のツアーを何気なく応援してくれたネットつながりの
ブレッド&バターの岩沢幸矢に似た岩沢さんや、やんばるのおすすめスポットを
紹介してくれたpanakkoさんには感謝の気持ちでいっぱいだ。
これからも和みを求めて、ポンコツは沖縄を旅するでしょうね。
では、また次のツアーでお会いしましょう!


ってなわけで、次回のツアーももう決めています。
なんと、新春三が日で那覇・首里城に滞在です。
新春の宴を体験したいのでね…。

なんと、新春三が日で那覇・首里城に滞在です。
新春の宴を体験したいのでね…。

Posted by ポンコツ34@那覇 at 17:46│Comments(0)
│沖縄旅日記