2010年12月07日
ポンコツ祝賀ツアー2
銀座で寿司を食べるのは別に“恥”めてではない。
昔銀座の会社に勤めていたときは、良く行ったサー。
まあ、それはランチタイムだったからね。
カウンターに座ったことも恥めてではない。そのときの上司が
浦和の店に連れて行ってくれたときに座っているな。
でも、銀座で、いわゆるランチじゃない、ディナーの寿司は生まれて始めてかも。
そんな不安定な俺を尻目に松さんは、あれこれ職人と会話しながら
リクエストをしている。
「嫌いなものはありますか?」
「ありません。何でも食べます!」
と威勢良く答えたが、数分して出てきたのはこれだけは無理っていう生カキであった。
「ポンコツ? さっき嫌いなものないって言ったじゃん
」
「ごめん、お子ちゃまなので」
松さんは相変わらず俺の奔放な面にあきれているようだが、
まあわかっているようだ。
「ポンコツちゃん? 移住するのかい?」
「うーん…
」
ほんとは移住の気マンマンなのだが。
実は沖縄に移住して、開業とは言えなかったな。
今の俺の心境は、選ばれてあることの恍惚と不安 ふたつ我にあり、だ。
まあ、今は目の前の美味しいすしやサシミに集中しよう!
あなごに中トロ、大トロも食べたな。
イカもうまかった。
「ポンコツちゃん。今度は沖縄で俺をもてなしてくれよ」
「そうなるようにがんばりますよ」
時計の針は11時を回っている。松さんは湘南住まいだしそろそろ
東海道線は終電の時間だ。松さんは勘定を確認したようで自分も
いくらか金をだそうとするしぐさをみせた。
「ポンコツちゃん、今日は君のお祝いだよ。社労士合格だろ? 普通の人間はそんなことできないぞ!
君はもっと自分を誇ってよいはずさ
」
「じゃあ、お言葉に甘える」
「沖縄で、俺を接待してくれればよい。それが願いだ」
普段は離れていても、良き友はそばにいる。
お金で買えないもの、それを大事にしてきた自分への、これも
ご褒美なのだろうな。
ではおやすみなさい…にしたかったんだけど。
「よし、次の店に行こう!
」
自分は固まるしかなかった…。

昔銀座の会社に勤めていたときは、良く行ったサー。
まあ、それはランチタイムだったからね。
カウンターに座ったことも恥めてではない。そのときの上司が
浦和の店に連れて行ってくれたときに座っているな。
でも、銀座で、いわゆるランチじゃない、ディナーの寿司は生まれて始めてかも。
そんな不安定な俺を尻目に松さんは、あれこれ職人と会話しながら
リクエストをしている。
「嫌いなものはありますか?」
「ありません。何でも食べます!」
と威勢良く答えたが、数分して出てきたのはこれだけは無理っていう生カキであった。

「ポンコツ? さっき嫌いなものないって言ったじゃん

「ごめん、お子ちゃまなので」
松さんは相変わらず俺の奔放な面にあきれているようだが、
まあわかっているようだ。
「ポンコツちゃん? 移住するのかい?」
「うーん…

ほんとは移住の気マンマンなのだが。
実は沖縄に移住して、開業とは言えなかったな。
今の俺の心境は、選ばれてあることの恍惚と不安 ふたつ我にあり、だ。
まあ、今は目の前の美味しいすしやサシミに集中しよう!
あなごに中トロ、大トロも食べたな。
イカもうまかった。
「ポンコツちゃん。今度は沖縄で俺をもてなしてくれよ」
「そうなるようにがんばりますよ」
時計の針は11時を回っている。松さんは湘南住まいだしそろそろ
東海道線は終電の時間だ。松さんは勘定を確認したようで自分も
いくらか金をだそうとするしぐさをみせた。
「ポンコツちゃん、今日は君のお祝いだよ。社労士合格だろ? 普通の人間はそんなことできないぞ!
君はもっと自分を誇ってよいはずさ

「じゃあ、お言葉に甘える」
「沖縄で、俺を接待してくれればよい。それが願いだ」
普段は離れていても、良き友はそばにいる。
お金で買えないもの、それを大事にしてきた自分への、これも
ご褒美なのだろうな。
ではおやすみなさい…にしたかったんだけど。
「よし、次の店に行こう!

自分は固まるしかなかった…。

Posted by ポンコツ34@那覇 at 20:00│Comments(0)
│個人的なこと