2006年10月14日
また多良間か? たらまー32
稽古を始めてから1時間くらい経ったようだ。7時にはお誕生会でパティオまで行くので
そんなに時間がない。
「ポンコツ君、今から今回の課題曲を録音します。良く見て良く聞きなさい」
師匠はカセットをセットし、「ポンコツさん、多良間島へようこそ。今日は9月3日。1日から3日間、多良間島でいろんな体験して、今日は、宮古民謡の名曲とうがにあやぐを完璧にマスターするとの約束でしたが、私の歌で良ければ録音しますので、鹿児島に帰ってから聞いてください」
とメッセージを入れてから、「とうがにあやぐ」を歌い始めた。
♪ うぷゆう てぃらーしゅーず…まてぃだあ…
次も三下げで録音するみたいだ。
「次は、豆が花」
この曲もCDで音源は持っているが、運指が難しくて練習はしていない曲だ。こんなのできるだろうか?
自分は不安な心境の中、師匠は歌う。
豆が花を歌い終え、師匠は調弦を本調子に戻した。
「次は、家庭和合。読んで字のとおり、家族の絆を歌った歌です」
この曲も、練習は全くしていない。工工四が難しいからだ(T_T )。
確か、モネはこの曲をマスターしている。
去年浜辺で三線
バトルしたときも、歌っていた。
この曲で「優秀賞」も獲得しているからね。それほどの難易な曲だ。
師匠は「家庭和合」を歌い終えると、自分に「ポンコツ君、キーを落として」と命じた。
居間へ行き、「ゆま、こっちへ来なさい」と告げ、ゆまちゃんが入ってきた。
自分が調弦した三線
を師匠はゆまちゃんへ手渡した。
「ゆま、ポンコツ君の練習のために、多良間しゅんかにを歌いなさい」
ゆまちゃんが三線を弾き始めた。
♪まいどぅーまー ずー …
ゆまちゃんの声が心に染みる。
2月に「池間みやらび」を聞かせてくれたときは、少女のさわやかな声が印象的だったのに、
今回の多良間しゅんかにでのゆまちゃんの声は、何か艶があって、どこかしら大人の女の色気がした。
聞いていてなんか、背中にゾクゾクとするものを感じざるを得なかった。
途中、歌詞がおぼつかないところもあったようだが、そこを師匠がさりげなく、小さな声で“先導”している。
その光景に、師匠とゆまちゃんとの親子の絆を感じて、俺のような部外者が立ち入ることのできない“聖域”があるってことがわかって、なんとなく複雑な気持ちになったな。
そう、さっきまでの、堆肥を詰めながら会話していた不良少女のゆまちゃんとは、違う一面を見て、
15歳の女の子とは思えないゆまちゃんの魅力に、改めて惹かれている自分が居たことを知ったのであった。
確かに、モネも惚れるわけだ(呆)。
そんなに時間がない。
「ポンコツ君、今から今回の課題曲を録音します。良く見て良く聞きなさい」
師匠はカセットをセットし、「ポンコツさん、多良間島へようこそ。今日は9月3日。1日から3日間、多良間島でいろんな体験して、今日は、宮古民謡の名曲とうがにあやぐを完璧にマスターするとの約束でしたが、私の歌で良ければ録音しますので、鹿児島に帰ってから聞いてください」
とメッセージを入れてから、「とうがにあやぐ」を歌い始めた。
♪ うぷゆう てぃらーしゅーず…まてぃだあ…

次も三下げで録音するみたいだ。
「次は、豆が花」
この曲もCDで音源は持っているが、運指が難しくて練習はしていない曲だ。こんなのできるだろうか?

自分は不安な心境の中、師匠は歌う。
豆が花を歌い終え、師匠は調弦を本調子に戻した。
「次は、家庭和合。読んで字のとおり、家族の絆を歌った歌です」
この曲も、練習は全くしていない。工工四が難しいからだ(T_T )。
確か、モネはこの曲をマスターしている。
去年浜辺で三線

この曲で「優秀賞」も獲得しているからね。それほどの難易な曲だ。
師匠は「家庭和合」を歌い終えると、自分に「ポンコツ君、キーを落として」と命じた。
居間へ行き、「ゆま、こっちへ来なさい」と告げ、ゆまちゃんが入ってきた。
自分が調弦した三線

「ゆま、ポンコツ君の練習のために、多良間しゅんかにを歌いなさい」
ゆまちゃんが三線を弾き始めた。
♪まいどぅーまー ずー …

ゆまちゃんの声が心に染みる。
2月に「池間みやらび」を聞かせてくれたときは、少女のさわやかな声が印象的だったのに、
今回の多良間しゅんかにでのゆまちゃんの声は、何か艶があって、どこかしら大人の女の色気がした。

聞いていてなんか、背中にゾクゾクとするものを感じざるを得なかった。
途中、歌詞がおぼつかないところもあったようだが、そこを師匠がさりげなく、小さな声で“先導”している。
その光景に、師匠とゆまちゃんとの親子の絆を感じて、俺のような部外者が立ち入ることのできない“聖域”があるってことがわかって、なんとなく複雑な気持ちになったな。

そう、さっきまでの、堆肥を詰めながら会話していた不良少女のゆまちゃんとは、違う一面を見て、
15歳の女の子とは思えないゆまちゃんの魅力に、改めて惹かれている自分が居たことを知ったのであった。

確かに、モネも惚れるわけだ(呆)。
Posted by ポンコツ34@那覇 at 20:04│Comments(0)
│多良間島