2007年03月03日
もう多良間か? たらまー4
「ポンコツ君、私のマンションへ行きましょう。お昼
は食べてないよね?」
「はい、おじゃまします」
公民館から数分で師匠のマンションへ到着した。
キャアキャア子供たちの声がうるさい。
居間に通される。さっき学校で一緒だった夢やリリーも帰っていたようだ。
お姉ちゃんのまりかも居たし、台所からはゆまちゃんの声も聞こえる。
べランダでは美和子ママがタバコを吸っていた。
「ポンコツ君、この写真見て御覧なさい」
壁に飾ってあるたくさんの写真があった。
「これはママと、歌手の庄野真代さん。宮古島に庄野さんが来たときのツーショットだ」
「これは私と、大阪のクラブ歌手。この人もう70過ぎなんだよ。そんな風に見えないでしょう?」
師匠が飾ってある写真に解説を加えていく。
「これは私の渡嘉敷ファミリーさー! 大阪で働いている長女が島に帰ってきたときのものだね
」
その写真はパソコンで加工がしてあって『藍(仮名)が多良間島に帰ってきた日・平成18年○月○日』と文字が打たれている。師匠に美和子ママ、藍、夢、ゆま、まりか、リリーが笑顔で写っているね。
普段は女ばかりの家庭でさみしいというか、肩身の狭い思いをしている師匠であるが(笑)、
(子供孫まですべて女の子で、師匠は10人兄弟だが師匠以外は全員女性だという)、
師匠の家族というものへの不快いや深い愛情が伝わってくる写真であった。

「ポンコツ君、これは壁の写真をジグソーパズルにしたものだ」
さっきの渡嘉敷ファミリーの写真が拡大され、パウチまでしてある。
それを孫たちが並べては遊んでいる。
「ポンコツ君、これは去年の八月踊りのものだよ」
八月踊りと言えば、多良間島最大のイベントで良く知られているもので、師匠も三線
弾きとして
参加をしているようだ。
写真を見る。女形の写真があった。昨日テレビで見ていた女形役者・早乙女太一に似ているが…。
「ポンコツ君この子誰だと思う?」
化粧が厚くてわからないな、誰だろうか?
「これはゆまだよ」
「えーっ! これがゆまちゃんですか? 全然別人じゃないですか? 八月踊りに出たんですね
」
「そうだよおー!
」
いつの間にか台所からゆまちゃんも話の輪に加わっていた。会いたかったよ、ゆま(笑)。
「ポンコツ君、お昼は外へ食べに行こう。今ゆまが作っていたのはママの分だ(笑)」
ママは午後から仕事らしい。
でも、仕事場へは車が必要であるが、車を使うとその間残った夢とかが、車を利用できない。
ささいなことから家族内でケンカが始まった。
師匠はボソボソ言い返すが、大量の女性陣にはかなわず(苦笑)、私と先に店に行くことにした。

「はい、おじゃまします」
公民館から数分で師匠のマンションへ到着した。
キャアキャア子供たちの声がうるさい。
居間に通される。さっき学校で一緒だった夢やリリーも帰っていたようだ。
お姉ちゃんのまりかも居たし、台所からはゆまちゃんの声も聞こえる。
べランダでは美和子ママがタバコを吸っていた。
「ポンコツ君、この写真見て御覧なさい」
壁に飾ってあるたくさんの写真があった。
「これはママと、歌手の庄野真代さん。宮古島に庄野さんが来たときのツーショットだ」
「これは私と、大阪のクラブ歌手。この人もう70過ぎなんだよ。そんな風に見えないでしょう?」
師匠が飾ってある写真に解説を加えていく。
「これは私の渡嘉敷ファミリーさー! 大阪で働いている長女が島に帰ってきたときのものだね

その写真はパソコンで加工がしてあって『藍(仮名)が多良間島に帰ってきた日・平成18年○月○日』と文字が打たれている。師匠に美和子ママ、藍、夢、ゆま、まりか、リリーが笑顔で写っているね。
普段は女ばかりの家庭でさみしいというか、肩身の狭い思いをしている師匠であるが(笑)、
(子供孫まですべて女の子で、師匠は10人兄弟だが師匠以外は全員女性だという)、
師匠の家族というものへの不快いや深い愛情が伝わってくる写真であった。
「ポンコツ君、これは壁の写真をジグソーパズルにしたものだ」
さっきの渡嘉敷ファミリーの写真が拡大され、パウチまでしてある。
それを孫たちが並べては遊んでいる。
「ポンコツ君、これは去年の八月踊りのものだよ」
八月踊りと言えば、多良間島最大のイベントで良く知られているもので、師匠も三線

参加をしているようだ。
写真を見る。女形の写真があった。昨日テレビで見ていた女形役者・早乙女太一に似ているが…。
「ポンコツ君この子誰だと思う?」
化粧が厚くてわからないな、誰だろうか?
「これはゆまだよ」
「えーっ! これがゆまちゃんですか? 全然別人じゃないですか? 八月踊りに出たんですね

「そうだよおー!

いつの間にか台所からゆまちゃんも話の輪に加わっていた。会いたかったよ、ゆま(笑)。
「ポンコツ君、お昼は外へ食べに行こう。今ゆまが作っていたのはママの分だ(笑)」
ママは午後から仕事らしい。
でも、仕事場へは車が必要であるが、車を使うとその間残った夢とかが、車を利用できない。
ささいなことから家族内でケンカが始まった。

師匠はボソボソ言い返すが、大量の女性陣にはかなわず(苦笑)、私と先に店に行くことにした。
Posted by ポンコツ34@那覇 at 11:11│Comments(0)
│多良間島