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2007年03月14日

もう多良間か? たらまー11

師匠は車を降りて、白髪のオジイのもとへと行った。自分も付いていった。
どうやらポンコツのために、キビ狩りをさせてくれないか? と頼んでいるようだ。
「ポンコツ君、ごめん。やっぱローテーションの関係上、人の手まではいらないそうだ」
「わかりました。師匠、昨日の草むしりの続きをしましょう」
キビ畑を後にし、市街地へ戻る。
途中、消防署?のあたりで師匠が車を停めた。
畑で刈り取ったキビを大型ダンプに積む作業をしている。
キビを抱えるこのパワーショベルのばかでかいこと!びっくり!
こんな大きな機械は見たことが無いよ。
もう多良間か? たらまー11
「ポンコツ君、これ一回で約400キロ抱えられる。これを5回積めば約2トンだね。2トンが製糖工場への搬入の目安なのさ」
師匠はダンプの運転手と知り合いのようで、運転手と会話をしている。
自分は、パワーショベルの積み込み作業を感心しながら見ている。
多良間島は小さい島ではあるが、農業の規模は大きいようだ。
鹿児島ではお茶積み機械とかでこのような大きな機械を見ることもあるけど、まあびっくりだねえ。
キビで島の産業が成り立っている…、その一瞬を垣間見たようだね。
師匠が戻ってきた。
「ポンコツ君、先週自分の狩ってもらったキビ代の精算について聞いてたのサー! お金のことだからねえ」
精算伝票をチラリと覗き見したが、数字は良く見えなかった。
何トンも育てても、お金を得るのは大変なことなんだな。
「ポンコツ君、行こうか?」
ボロ軽トラックは市街地へと進む。
もう多良間か? たらまー11


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Posted by ポンコツ34@那覇 at 21:38│Comments(0)多良間島
 
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