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2007年04月01日

もう多良間か? たらまー22

「ゆまも三線三線用意して。パパのもだよ。まりかはタンバリン出して!」
師匠がてきぱきと指示を出し、あっという間に“渡嘉敷ファミリー”のステージだ。
「ポンコツ君、いつも君はひとりで歌っているようだけど、今日はみんなに合わせるんだ。これも稽古のうちだよ。じゃ、豊年の歌早弾きだよ。できるよね?」
師匠、ゆまちゃんと三人で三線三線で歌持ちを弾き始めた。まりかはタンバリンを叩き、夢とリリーが
手拍子で盛り上げてくれる。音符オレンジ
「くとすーかーらー ぱーずみゃーしーよー…♪」師匠に合わせて自分も歌う。
「サーサー♪」の囃子はゆまちゃんが歌う。
最初はリズムを崩さないようにってな心配ばかりのポンコツ君であったが、
2番3番と続いていく中で、いつしか不安は吹き飛び、歌うことや三線三線を弾くことの楽しさに変わっていった。
思えば、三線を複数で弾くなんて始めてのことだね。
複数でやったほうが面白いね、三線は。おすまし
「豊年の歌」が終わった。ファミリーはみんなで「ホー!」と叫び拍手している。
「次は、我んたが島をやるよ」
ゆまちゃんは三線から三板に持ち替えて、三線に合わせて軽やかに叩いていく。
その見事な指さばき。
「さー 多良間島からさい…♪」と師匠と歌う。ゆまちゃんが「イヤサッサ はっ はっ はっ♪」と
三板を華麗に叩きながら、きれいな声で囃子を入れる。
不良少女ではない、民謡の申し子だね、みやらびゆまちゃん。ラブ
三線三線は早弾きが連続ともなると、自分の右手はパンパンになってしまう。
何とか師匠について行こう。
「我んたが島」も歌い終わった。途中、歌詞を忘れた師匠を自分がリードする場面もあって、
気持ちの良いこと。ピース
「ポンコツ君、次はなりやまあやぐだ。しっかり歌いなさい」
師匠がゆっくり三線を弾き始める。自分はそれに合わせて付いていく。
「サー なりやまーやー なりてぃぬー なーりやーまー…♪」
と歌うと、ゆまちゃんが「イーサーソーイ サーサー♪」と囃子を入れてきた。びっくり!
これは昨日師匠に聞かせてもらったMDと、同じ囃子だね。
このゆまちゃんの声に艶があるねえ。ほんと15歳とは思えないな。ラブ
師匠はほんとに風邪ひいてるの? ってな感じである
しっかり声も出ているが…。
「なりやまあやぐ」が終わった。
酒に酔っている自分であったが、つっかえずに良かった。
「師匠、ほかの曲も聴いて欲しいのですが…」
もう多良間か? たらまー22


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Posted by ポンコツ34@那覇 at 21:02│Comments(0)多良間島
 
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