てぃーだブログ › 沖縄にとろける › 多良間島 › それでも宮古か? 多良間か? たらまー21

2007年10月01日

それでも宮古か? 多良間か? たらまー21

「ポンコツ君、さっそく畑に行くよ。マリカも帽子被って!」
師匠のポンコツ軽トラックに乗って、すっかりおなじみの多良間の大地を駆け抜ける。
日差しが強烈だが、風も結構あるので、気持ち良いかな。
でも、いつものボロ小屋とは違う方向のようだが…。
やがて広大な畑の前に着いた。
「ポンコツ君、この土地なかなか良いでしょう。この前買ったんだよ。ここにねあさってからキビを植えていく。
これは良いキビになるよ」
師匠が誇らしげに語る。たしかに、ボロ小屋の前の畑より立地条件は良いね。
それでも宮古か? 多良間か? たらまー21
再び車は走り、やがてボロ小屋のある畑に着いた。
「ポンコツ君、ノニは知ってるよね。これだけ大きくなったよ」
「ほんとですね、1年でこんなに成長するんですねびっくり!
「これがノニの実さー。これを出荷すると高く売れるぞ(笑)」
師匠は誇らしげに話す。
それでも宮古か? 多良間か? たらまー21
「さて、ここに刈り取ったキビがあるでしょう? これの皮むきをポンコツ君にはしてもらう。
ゆっくりで良いから私の真似しなさい!」
師匠は鳴れた手つきで、キビの皮を剥いていく。
それを見よう見まねでこなしていくが…。
「おーおー、ポンコツ君。剥く方向を合わせないと、キレイに剥けませんムカッ
1年に1回しかしないから、昨年教わったことをもう忘れているなあ…。
皮むきをしながら、大量の汗汗は噴出し、めがねには汗が滴り落ち、
視界も悪くなって、そのたびに立ち往生だ。
師匠も、いつものギャグは炸裂せず、黙々と皮むきをしている。
「3時になったね。休憩しよう。さっきのタコライス食べましょう。マリカ! 車から出てきなさい」
車で休んでいたマリカも出てきた。
「ポンコツ君、小屋にパラソルがあるから持ってきなさい。ここに立てて休みましょう。
日陰がないとキツイでしょう」
パラソルを持ってきて、設置する。
すでにグロッキー状態のポンコツ君である。
畑手伝います…なんて威勢の良いこと言わなくても良かったかもね。
師匠はパラソルの中で、マリカと飲んだり食べたり、しゃべったりしている。ヒミツ
普段の三線の稽古とは違う、オジイの顔になっている師匠がそこに居た。
それでも宮古か? 多良間か? たらまー21


同じカテゴリー(多良間島)の記事

Posted by ポンコツ34@那覇 at 20:12│Comments(0)多良間島
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。