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2007年10月04日

それでも宮古か? 多良間か? たらまー24

9月2日の朝。食事をしたらさっそく師匠が迎えに来た。
「あれ? マリカは来ないのですか?」
「マリカはオバアのところに預けた」
オバアとは、田舎に泊まろう、をごらんになった方はわかるだろうが、
踊りを披露してくれたオバアだ。
いつもの畑についた。すると、すでに男女数人が作業をしている。
「師匠、もうみんな来てるんですね」
「そうさー。今日はみんなに手伝ってもらうんだよ」
それでも宮古か? 多良間か? たらまー24
師匠が俺をみんなに紹介した。
あれ? 見たことのある顔だな。
昨日、牧場で師匠と多良間語で会話していた人だ。
師匠が初老の男性に声をかける。「城間さん(仮名)、この人鹿児島から来た僕の弟子!」
城間さんが反応する。「君はどうして渡嘉敷さんと知り合いなの?」
「僕の友達が多良間に一時期住んでまして…、それで遊びにきたのがきっかけです。モネって言いますが…」
「何? モネ君の友達かい!びっくり! モネ君どうしてるかね? 一時期僕の牧場で彼は働いていたんだよ」
「えっ? ひょっとして城間さんがモネの雇い主…びっくり!
「そうだよ。モネ君はほんと律儀な人だよ。この前もネパールからか? 絵葉書送ってくれてね。また多良間に来ないかな…」
ここにも、モネの影響が垣間見えた。
一年程度の在住だったモネだが、いかに多良間人に愛されていた存在だったか…、改めてモネの功績を評価したくなった。
「よし、作業をするか? ポンコツ君は、まず私とキビを刈り取ります。私が刈払機で切っていくけど、君はキビを数本持って、
真ん中あたりを押さえてなさい。私が切り取ったら、それを倒していきなさい。同じ方向にだよ!」
師匠はてきぱきと指示を出し、作業を始めた。
それでも宮古か? 多良間か? たらまー24


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Posted by ポンコツ34@那覇 at 20:49│Comments(0)多良間島
 
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