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2008年01月22日

八重山巡りか? やい、まー28

座開きの「鷲ぬ鳥節」から始まった八重山古典民謡コンクール発表会は、
僕の予想以上に盛大な催しであった。びっくり!
コンクールの合格者が時にはみんなで歌ったり、時には特に上手だった人?の
独唱があったりと。
それは新人賞の受賞者だから、1曲だけ披露するのかと思っていたらそうではない。
何曲もこの舞台で披露するのだ。
それに、各受賞者で特に優秀だった人は、独唱のコーナーが設けられている。
それに加えて、舞踊の伴奏(これは時謡というそうだが…)もしないといけない。
モネは昨日も今日も、ほとんどの時間をリハーサルに費やしたという。
その成果か、客席は満席となり立ち見も出る大盛況だ。
この舞台は、三線愛好者にとってのステータスだね。
八重山巡りか? やい、まー28
で、舞台は出演者ごとにセットが変わるからそのつど裏方も大忙しだ。
一旦幕も閉まったりする。
ステージの右側に、パイプ椅子が5,6個並べられていて、その椅子の前に数台
譜面台も置いてある。
ここでは何をするのだろ? 気になるね。
そう思っていると、幕が閉まって次の出演者が準備中の間、ここにも
唄者が数人出てきて、場つなぎの唄三線を披露するのだ。
八重山民謡のいろんな研究所から選抜された唄者たちが、「賛助出演」という形で
出ているのだそうだ。
八重山巡りか? やい、まー28

優秀賞のモネは何回出演しただろうか?
そう思えるくらい、何度もモネは他の受賞者に混じって唄三線の出番があった。
八重山民謡も、ほんと聴いていてうっとりしてしまう。おすまし
今日聴いた唄では、知っているものやそうでないものもあったけど、
ほんとに美しい旋律だな。
舞台の最後は、最優秀賞に合格された方々の独唱。
八重山民謡では、この舞台が最高の栄誉だそうだ。モネの研究所からも数名合格されたようで
ほんとみんな良い顔していたな。うらやましい。
ふと、思った。
ポンコツが受験した宮古民謡のコンクールは、発表会なかったな?
っていうのは間違いで、発表会は後日あったそうだ。
ただ、自分の場合は鹿児島から来るわけにもいかない。
師匠が気を遣ってくれたのだと思う。
八重山コンクールの場合は、この舞台で表彰をされ、発表会の場に居ないと
合格は剥奪されるらしいから。
宮古では、剥奪はない。(成績発表の場に居ない人もけっこう居た)
八重山では、コンクールの申し込みも原則、出演者本人でないといけないという。
宮古では、師匠がポンコツの代わりに受験料納めておいてくれたっけ(笑)。
(もちろん、清算しましたよ)
そんなこんなあると、ポンコツ君の場合は宮古民謡に専念するのが無難かな。
宮古の良い意味でのおおらかさ、に惚れたのだから。
(おおらかさが、コンクールの価値を高められない要素もあるだろうけど)
八重山巡りか? やい、まー28
発表会は9時半過ぎに終わった。実に3時間以上のロングランだった。
満席の客席からの大きな拍手がいつまでも鳴り止まない。
ロビーでは、合格者を挟んで祝福の握手や記念撮影のフラッシュキラキラ が光っている。
モネを探して一言お祝いのメッセージを伝えたかったが、忙しいだろうし、静かに会場を後にした。
そのまま美崎町の飲み屋へ向かった。
カウンターで一人、オリオンビールジョッキや泡盛を飲んだ。
実に良いお酒だ。でも、今回の石垣は、あまり人とのコミュニケーションが取れなかったな。
明日はどんな一日になるだろう。おやすみなさい。
八重山巡りか? やい、まー28


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Posted by ポンコツ34@那覇 at 19:10│Comments(0)石垣島
 
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