2010年03月11日
多良間に居るのか? たらまー14
師匠はトラックを走らせるが、向かった先はAコープだった。
「ポンコツ君、車で待っていなさい」
10分くらいして師匠が戻ってきた。どうやら俺のために
カッパを買ってくれたようだ。
「作業着がずぶ濡れになるから、現場着いたらこれを来なさい」
再びトラックは走る。
「今から婿殿を迎えに行く」
3人掛けになるのか、キツイな…って思いつつも車の真ん中へ移動したら
「あいつはタバコを吸うから荷台に乗っていくさ。気にしないでよい」
トラックは婿殿の家(前の師匠の家だが…)で停まり
師匠も家に入っていって、数分したら戻ってきて再び出発だ。
師匠の畑のぼろ小屋(懐かしいな)に着いた。
荷台から、めがねをかけ、髪は寝癖で、やや根暗そうな青年が降りた。
(こいつが、夢のダンナか? 暗そうだな。夢とぜんぜん正反対だな(苦笑))
と心には思いつつも、
「ポンコツ君、彼が私の婿の暗男(仮名)だ」
「鹿児島のポンコツです」
しかし、暗男は頭を下げたものの言葉は発しなかった。
ただ、別に目は俺をにらみつけることもなく、なんか異次元の方を向いているようだが。
(こいつ、耳が聞こえないのかな? まあ、よいや
)
「ポンコツ君、君は長靴に履き替えなさい。カッパも着るんだよ。かなり重労働になるから
覚悟をしなさい」
「わかりました」
「で、暗男は私が草刈機でキビを切っていくから、それを束ねなさい。ポンコツは、暗男のまねをして
積んでいけばよい。うまくやろうなんて思わなくて良いからね」

「ポンコツ君、車で待っていなさい」
10分くらいして師匠が戻ってきた。どうやら俺のために
カッパを買ってくれたようだ。
「作業着がずぶ濡れになるから、現場着いたらこれを来なさい」
再びトラックは走る。
「今から婿殿を迎えに行く」
3人掛けになるのか、キツイな…って思いつつも車の真ん中へ移動したら
「あいつはタバコを吸うから荷台に乗っていくさ。気にしないでよい」
トラックは婿殿の家(前の師匠の家だが…)で停まり
師匠も家に入っていって、数分したら戻ってきて再び出発だ。
師匠の畑のぼろ小屋(懐かしいな)に着いた。
荷台から、めがねをかけ、髪は寝癖で、やや根暗そうな青年が降りた。
(こいつが、夢のダンナか? 暗そうだな。夢とぜんぜん正反対だな(苦笑))
と心には思いつつも、
「ポンコツ君、彼が私の婿の暗男(仮名)だ」
「鹿児島のポンコツです」
しかし、暗男は頭を下げたものの言葉は発しなかった。
ただ、別に目は俺をにらみつけることもなく、なんか異次元の方を向いているようだが。
(こいつ、耳が聞こえないのかな? まあ、よいや

「ポンコツ君、君は長靴に履き替えなさい。カッパも着るんだよ。かなり重労働になるから
覚悟をしなさい」
「わかりました」
「で、暗男は私が草刈機でキビを切っていくから、それを束ねなさい。ポンコツは、暗男のまねをして
積んでいけばよい。うまくやろうなんて思わなくて良いからね」

Posted by ポンコツ34@那覇 at 23:03│Comments(0)
│多良間島