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2006年02月27日

多良間へ行くのか? たらまー34

先にみんなで飲んでいると、師匠の奥さんが、天ぷらや刺身、つまみとかを持ってきてくれた。
多良間へ行くのか? たらまー34

奥さんも加わって、風の強い畑の中で宴会が始まった。まあ、えんかいおすまし
外はまだ明るい。しかし、蝿が寄ってきてうざったい(苦笑)。
師匠が言った。「えー、今日はみなさん、きびの植え付けご苦労様でした。この苗が1年半後に生長し無事刈り取りができるよう祈りながら、一杯飲みます」と言いながら、紙コップに泡盛を注いで飲み始めた。
オトーリの始まりだ。この場合は、師匠が親になる。親はまず会の趣旨や参加者への慰労の言葉を述べてから(これを口上という)まず、自分が一杯飲む。飲み干すと、コップには次の酒が注がれ親が指名した人間にコップを回す。受け取った人(子という)は親に対する返答を述べながら酒を飲み干し、コップを親に返す。親は次の子へコップを回す。こうして全ての子にビールジョッキ酒が回ったら、最後に親がお礼のあいさつを述べて飲む。そして親は次の親を指定し、親の役目を終える。
次は新しい親が同じように口上を述べてからビールジョッキ酒を飲む。そして子に回していく。
これを参加者全員が終わるまで延々と続けるのだ。であるから、酒ビールジョッキの弱い人は…というわけだ(呆)。


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Posted by ポンコツ34@那覇 at 17:36│Comments(0)多良間島
 
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