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2006年02月28日

多良間へ行くのか? たらまー35

師匠はモネに「モネ君はオリオンビール缶がだめだったからウーロン茶にしよう」と言ってウーロン茶をモネに告いだ。多良間へ行くのか? たらまー35

モネは飲みながら「今日は無事農作業も終わって何よりです。ポンコツ君も貴重な体験ができたことでしょう」と言い、紙コップを師匠へ。師匠は色黒の中年男に「今日はご苦労さまでした。来週は、そっちの畑をみんなで手伝いますので、よろしくオリオンビール缶」と言っている。
こんな感じでオトーリは続いていく。「ポンコツ君、今日は一日つき合わせてしまったね。多良間島ではみんなで仕事を手伝うのが普通なんだよ。これを沖縄ではゆいまーる
と呼んでいるが、要は助け合いの心ださー。それと、きびは植え付けだけじゃない。収穫もある。収穫の時期、また手伝ってもらえることを期待している」
それに対し、俺は「はあ? そうですね。機会があればびっくり!」と曖昧な返事に終始した。
この時点では、モネが多良間島を去ることを聞いていたし、知り合いが居なければまず訪問するような島ではない。最初で最後だからこそ、鹿児島から交通費5万円(!)もかけてやってきたわけだし…。
しかし、この渡嘉敷勝男に似た師匠は、思ったより良いことを言うなあ。ゆいまーるの精神かあ…。残念ながら自分の周りでは、家にしても身内にしても職場にしても、そうだね、ゆいまーるの精神は失われてしまっているだらーな。
師匠は奥さんにも酒を注ぐ。確か奥さん車で来てるはずだが(苦笑)。それは知ったことじゃないとばかりに奥さんも酒を飲む。良くしゃべる明るい奥さんだ。
「君にはもう25年間頭が上がりません。私が多良間島に引っ越すときでも、良く付いてきてくれました。これからもよろしく」と言っている。
奥さんも「これからもゆいまーるの心でよろしくお願いします。モネ君、ゆいまーるだよ。ゆいレールじゃないよ(笑)」とか言いながら。


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Posted by ポンコツ34@那覇 at 18:27│Comments(0)多良間島
 
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