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2007年07月22日

この道を行けば、那覇へ宮古へ…20

着物に着替える。着物は師匠が用意してくれた、緑色を基調とした落ち着いたもので、
どうも俺には似合わないな。ぐすん
「ポンコツ君、あの女性に帯を頼みなさい」
師匠に言われるまま、その人年配の女性に話しかけたが、
「あなたどこの(研究所)人だばさ?」
「多良間ですが」
「多良間は、多良間の人が居るサームカッ
ってなことで断られてしまった。がーん
師匠に断られたことを報告すると、「うーん、多良間からは今回着付けできる人を呼んでないのよね。
ポンコツ君、まあ、とりあえずその紐でも巻いてなさい。そのうちやってくれる人が来るさー」
と至ってのんきなものだ。
こっちは、“帯なしでステージあがったら落ちるかもな…”ってひやひやしてるのに。
「ポンコツ君、垣鼻さん。ふたりとも私の三線三線に合わせなさい」
師匠もバックで伴奏するので、キーを合わせないといけないということである。
さて、控室の状況をみてみよう。
帯を断られたポンコツ君であるが(苦笑)、いろんなところから受験生は来ているようだ。
中学生や高校生の女の子が圧倒的で、自分には嬉しいが(笑)。
その一方で年配の中年の女性も多い。相対的に自分の年代も含め男の受験者は少ない。
出身は、宮古が圧倒的に多いのであろう。でも、伊良部島からなんて話も飛んでるね。
三線、あれ? あいつの三線は工工四シールが貼ってあるけど、違反じゃないのかな?
あの娘もだね。
この娘もだね。びっくり!
「9時から開会式をしますから、それまでに準備をしてくださいね」
主催者の男性かな? 控室に知らせに来てくれた。
自分は、コンクールの裏側も知りたくなったので、三線を準備し終えたら
紐を巻いたまま(笑)、本番の会場である大ホールへ向かった。
この道を行けば、那覇へ宮古へ…20



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Posted by ポンコツ34@那覇 at 15:43│Comments(0)宮古島
 
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