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2008年01月06日

八重山巡りか? やい、まー18

三線水牛車が自分のそばを通り過ぎた。すると、間髪入れずもう1台やってきた。びっくり!
水牛は何頭も居るようだね。
その、もう1頭をやり過ごし、再びチャリンコは走る。
ん? 三線の音色音符オレンジが聞こえるぞ!
オレを呼んでいるのか?
なんて思いながら近づくと、若い男女が地面に座って三線三線を弾いている。
しかも弾いていたのは「安里屋ゆんた」である。
ひょっとして、ここか?
そのひょっとしてだったね、ここが「美女・安里屋クヤマの生誕の地」だったんだ。
やや色あせた赤瓦の、いかにも昔ながらの沖縄の住宅おうちといった感じだね。
残念ながら住居内には入れないが、雰囲気だけでも楽しもう。
入り口には石碑があるね。
「さあ、安里屋のクヤマによ あんちゅらさー まりばしいよ…」と書いてあるようだね。
思わず歌ってしまうな、新良幸人バージョンでね(笑)。
八重山巡りか? やい、まー18
安里屋ユンタの歌の由来は、三線三線やっている人なら知っていて当たり前だし、
夏川りみさんもこの歌をカバーしていて、前はテレビで特集もしていたから、
ブログの読者ならご存知であろうから詳細は省く。
ただ、琉球時代の統治体制の歪みから生まれた歌であるのだが、
今の普及している歌詞だと、そういった文言は出てこない。
島に暮らす女と、それをめぐる役人との物語…。
こういった歌詞の歌って、宮古民謡にも多いよね。
琉球王朝に食い物にされてきた、八重山・宮古の悲惨な歴史が背景にあるのだが、
それが今の時代に、美しい旋律のまま残っていることに、感謝しないとね。
さあ、そろそろ高速船船の帰りの時間が近いな。
名残惜しいが、また来よう竹富島…。
八重山巡りか? やい、まー18


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Posted by ポンコツ34@那覇 at 08:59│Comments(0)竹富島
 
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