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2008年08月31日

多良間経由宮古でコンクールか? たらまー25

優秀賞のあとは、もちろん最高賞の発表だ。
“この人なら合格だな”って思っていた人がやっぱり
番号を読み上げられている。
昨日、重信研究所で「伊良部トーガニー」を歌っていた
男性も、プロの唄者の川満さんも合格していた。
そしてゆまちゃんの中学時代の担任の先生も合格で、
ゆまちゃんも最後に番号が読み上げられたときは、
何でか知らないが「ウォー!ピース」と俺が叫ぶ始末(呆)。
ゆまの顔も嬉しさを隠せないようだ。
最高賞は、合格者が少なくて6人くらいだったかな?
モネが言う。「最高賞はうまい人とそうじゃない人との差がはっきりしていたね」
モネの言う言葉も説得力が出てきたね。
このあと、10月の八重山コンクールでは優秀賞取ったからねえ…。
多良間経由宮古でコンクールか? たらまー25
合格者の発表のあとは、表彰式である。
いつものようにステージの下に並んで、出番を待って受け取る。
みんな表彰状を受け取るたび、支援者から「ワー! ウォー!ニコニコ」と言った喜びの声が聞こえてくる。
さっきと同じだけど、残念ながら俺には宮古で知り合いはいないし、みんな俺を知らないから、俺の受け取る出番でも何も反応ないよな?
まあよいや、こんなところで、むくれてもしかたない。ムカッ

ん? 表彰状まで俺の名前が誤植じゃないか!
どういうことだ?
関係者を呼びとめ「この表彰状誤植です。直してもらえませんか?ムカッ
「わかりました」
「いつできますか? 県外から来ています」
「明日には出来ます。ジロー村まで来てください」
表彰状の手配をしたあとロビーでみんなと記念撮影だ。キラキラ 
ゆまちゃんとのこれが最初で最後の着物姿でのツーショットだな。
彼女も、師匠の意向とは別で、三線三線はこれで一区切りと思っているようだ。
民謡歌手にしたい…ていう師匠や美和子ママとの意向とは別で、
ゆまには、やりたいことがあるようだ。
“もうこの娘の歌う姿を見ることはないだろうな…ぐすん”と
しみじみと思うポンコツであった。

「ポンコツ君、モネ君。あとで祝賀会やるから連絡する。とりあえず片付けようね」
師匠に言われ、自分も楽屋に戻り素っ裸になって普段着に着替えた。
「ポンコツが泊まっている宿は空きはあるかな?」
モネが言う。
「今日は宮古で泊まりか? たぶんあると思うけど電話しようか?」
部屋は空いていたので、自分とモネは師匠たちとは別れタクシーで
市街地へ戻ることとした。


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Posted by ポンコツ34@那覇 at 10:43│Comments(0)宮古島
 
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