てぃーだブログ › 沖縄にとろける › 石垣島 › 嗚呼、石垣島…10

2006年05月20日

嗚呼、石垣島…10

民宿へ戻り、それから市街地へ食事に繰り出した。
俺はとにかくビールジョッキ飲みたかったのだが、明日はモネは大会本番だし、俺も飲みすぎてモネの本番に遅刻したらしゃれにならないので
飲み屋はやめて普通の飲食店に入った。
石垣市街でいたるところに見られる普通の沖縄食堂だった。
台風の影響でゴーヤが品切れしており、ゴーヤチャンプルはできないと書いてあったがーん
そこで、トウフチャンプルと沖縄そば沖縄そばのセットを頼んだ。
もちろん、オリオンビール缶もねニコニコ
ビールは生で一杯しか飲まなかったのに、疲れているからか、酔いが回った。
今日、そばを食べるのは2回目。ここのそばは正統派の沖縄そばなのだろう。
かつお味のだしが、俺には薄く感じられ、味はイマイチだった。ぐすん
モネは明日のために酒を自粛したので、自分も二杯目を頼まなかった。
食事を終え、離島桟橋まで歩いた。すぐ着いた。
もう夜なので桟橋に観光客の姿はない。が、防波堤には釣りを楽しむ人が何人も居た。
何もせずボーッとする人もいる。
潮風はやや肌寒く、石垣島にも秋がやってきたようだな。

嗚呼、石垣島…10

離島桟橋から明日の民謡コンクールの会場である市民会館まで歩いた。
けっこう遠かった。酔いも回り、トイレも近くなり、けっこうヘヴィーだ。
会館に着いた。灯りが着いていた。もう夜10時近いのに…。びっくり!
「実は今日からコンクールやっているんだよ。今日は最優秀賞部門さ」
「もう10時だぜ! まだやってるのか?」
「そうだ。最近は出場者が多いからこのくらいになるだろう?」
「何時からやっているんだ?」
「朝10時からだ」
びっくり!
何と12時間もこの大会は続くのだ。
会館のロビーに入ってみた。
けっこう厳格なコンクールのようだ。出場者が演奏している間は会場の扉が閉められ人の出入りができない。
ロビーにはモニターが設置され、その間はモニターで「鑑賞」するわけだ。
最優秀賞になると、ひとり4曲歌うという。
しかしモニターに目をやったとたん、演奏が止まった。
「この人間違えたんだ。間違えるともうおしまいで出番は終わりだ」
聞けば一年に一回しかこのコンクールはないという。
まさに一発勝負だな? モネは大丈夫か?
「俺は大丈夫さ! 新人部門だし、そんな厳しくないでしょう(^^)。まあ、明日は頑張るよ」
民宿では朝食がないので、スーパーで明日の朝食を買って、民宿へと帰った。
おやすみなさい。

このコンクールが、沖縄県下でも権威のある「八重山古典民謡コンクール」であるということを
認識したのは、自分が三線を始めてからである。
今思うと、すごい貴重なものを観たなあと感じるのだが、このころは特別興味もなかったので、
記憶があいまいです。


同じカテゴリー(石垣島)の記事

Posted by ポンコツ34@那覇 at 15:55│Comments(0)石垣島
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。